躾(しつけ)模様

一言の使い分け・・・11/15

2009年11月15日(日)・・・No.1638

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(111
越川禮子著

「江戸の繁盛しぐさ」(14) 「言葉づかい(14)」

著者曰く、「『へ』と『に』
『最近は言葉の乱れが目立つが、江戸では助詞の
 一字まで正しく使い分けた。「~へ」は方向を、「
 ~に」は場所を示す。通学は学校にと言わなけれ
 ばならない。遊びに行く時は学校へとなる。「学校
 に行ってきます」と言えば「がんばって勉強してお
 いで」だし、「学校へ行ってきます」と言えば「へぇ、
 何しに」と親の言い方もかわってくる。』
.
江戸庶民が「へ」と「に」の違いまで使い分けていた
とは驚きです。私自身、今まで意識して使い分けて
いたかと言われれば「ありません」と言うしかありま
せん。これから素直に意識して使い分けます。
.

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話しっぷり良く・・・11/9

2009年11月9日(月)・・・No.1632

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(110
越川禮子著

「江戸の繁盛しぐさ」(13) 「言葉づかい(13)」

著者曰く、「話しっぷり
『話し方。言葉の使い方だけでなく身振り手振りも
 含めてみると、人柄も教養もすべて分かる。「話
 しっぷり」の面白さや、「掛け合いの妙」を瞬間、
 瞬間に味わうのが「江戸しぐさ」。江戸は「言葉」
 を駆使、人生の楽しみにまでしてしまう町だった。
 ダジャレはごくごく当たり前のことだった。』
.
今や関西ではダジャレ王国の感がありますが、
江戸もユーモアのある町であったとは、現在の東京
の雰囲気と比べると意外と感じます。
やっぱり、ユーモアは会話や人間関係では大切な
要素です。話しっぷりの良い人とお会いすると時間
がたつのが速く感じます。
.

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戸締め言葉は怖い・・・11/3

2009年11月3日(火)・・・No.1626

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(109
越川禮子著

「江戸の繁盛しぐさ」(12) 「言葉づかい(12)」

著者曰く、「戸締め言葉」
『戸を締めて中に入れない、つまり人の話を無視する
 ような言葉。「でも」「だって」「しかし」「そうは言って
 も」などと言わず、何でも聞き入れる素直さが、江戸
 の世間を広くした。「なるほど」と考え、かみしめて他
 人の話をまずは素直に拝聴することが大事だった。
 戸締め言葉は相手よりも自分を中心とする心の現
 れで謙虚さに欠けるとして嫌われた。(中略)
 もし、異論があれば、へりくだってこんな考え方はい
 かがでしょうか、うかがいを立てた。』
.
私は、「でも」「だって」・・・のような言葉を使う人とは
話をしたくないと思っていましたが、それが「戸締め
言葉」であったことが今回確認できました。
「戸締め言葉」は相手の言葉を受け入れない言葉で
すから、受け入れてくれない人を本能的に私は避け
いたわけです。「戸締め言葉」は、相手の言葉を
受けれない意味ですが、相手の心を閉じてしまう
怖い言葉であるとも言えます。
自分自身が使わないように気をつけたいものです。
.

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伝承の心と姿・・・10/28

2009年10月28日(水)・・・No.1620

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(108
越川禮子著

「江戸の繁盛しぐさ」(11) 「言葉づかい(11)」

著者曰く、「伝承のタブー」
『人の話に「古い」と水をさすことは、伝承すること
 への阻害要因とされた。温故知新という言葉が
 あるように、一見、古いことの中に実は今に通じ
 る人間の知恵を見ることが出来る。最初から年
 上の人の言葉に自分の勝手な物差しで対応し
 てはいけない。最近、「おばあさんの知恵」など
 お年寄りの素晴らしさを学ぼうとする風潮が出
 てきたのはたいへん良いことである。』
.
自分が若い時には、未熟さゆえ「古い」と言う言葉
をよく使っていたのではなかったかと反省しきりで
す。やはり伝統のあることには何らかの理由や良
さがあるものです。しかしながら、ただ伝えるだけ
ではなく、これからの時代は、その意味や理由等
も同時に伝えていく努力も必要だと考えます。
これから「躾教育」の必要性をわかりやすく伝える
ことも私の使命であります。
.

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恥を知る・・・10/22

2009年10月22日(木)・・・No.1614

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(107
越川禮子著

「江戸の繁盛しぐさ」(10) 「言葉づかい(10)」

著者曰く、「丁寧語と乱暴語」
『「です、でした」は自分が体験したことだけ。聞い
 たり、調べたりしたことは「ようです、そうでした」
 と言わなければならない。人の言葉を自分の意
 見のように述べるのは恥だった。(中略)
 江戸の言葉は丁寧で、「です」でも江戸では「乱
 暴語」。「でございましたそうでございます」という
 のが江戸の町衆の日常語。昭和十年ごろまでは
 この「言葉に対する感覚」が残っていたという。』
.
新聞やテレビで報道された内容をさも自分の考え
たことのように喋っている人に幾人もお会いしたこ
とがあります。その時は、何かしら違和感や不信
感を感じていましたが、その方々は「です、でした」
調で話していたことだということが今回の言葉づか
いで納得できました。
今後、自分自身がそのように話していないか気を
つけたいものです。
.

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手斧言葉・・・10/16

2009年10月16日(金)・・・No.1608

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(106
越川禮子著

「江戸の繁盛しぐさ」(09) 「言葉づかい(09)」

著者曰く、「手斧(ちょうな)言葉」
『手斧は大工道具。荒削りから仕上げまでいろいろ
 種類のあるカンナの一つで、荒削りに使った。町
 衆たちは、言葉という道具を相手によって使い分
 け、丁寧により丁寧に、狼藉には狼藉にふさわし
 く対応した。手斧言葉は最も荒々しい言葉づかい。
 「荒い言葉使われたら、原因は己にあると思え」
 が江戸しぐさ。』
私の育った〇〇では、荒々しい言葉づかいを使う
ことが多い時代でもあり地域でもありました。
「手斧言葉」の代表例である「殺す、殴る」で収まら
ない「ぶっ殺す、ぶん殴る」のような乱暴な言葉が
横行していました。その頃はそれが当たり前だと思
っていましたが、江戸しぐさや京のおもてなしなどを
知れば知るほど恥ずかしくなります。

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稚児への言葉・・・10/10

2009年10月10日(土)・・・No.1602

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(105
越川禮子著

「江戸の繁盛しぐさ」(08) 「言葉づかい(08)」

著者曰く、「稚児への言葉」
『「江戸しぐさ」は誰に対しても対等が原則だが、
 稚児に対しては年齢別に言葉を使い分けた。
 お菓子を持って帰って。「お菓子をどうだい」
 (二~五歳)、「お菓子どうだい」(六~九歳)、
 「お菓子どうだ」(十~十四歳)。こうした父親
 の言葉の使い分けで、優越感と責任感、父の
 威厳や愛情を肌で感じて稚児は成長し、十五
 歳になるまでに世辞を覚えていった。』
自分が子どもに対してどのように接して来たか
か、思い出してみました。確かに自分自身も
上記のような変化で接していたと記憶していま
す。それも無意識の中でも実践していました。
家庭教育とは、から子へと代々自然に引き
継がれている伝統なのだと再確認しました。

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世辞を言えて大人・・・10/4

2009年10月4日(日)・・・No.1596

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(104
越川禮子著

「江戸の繁盛しぐさ」(07) 「言葉づかい(07)」

著者曰く、「世辞が大人の条件」
『大人が出会った時、「こんにちは」「初めておめに
 かかります」とか言ってからなにか一言しゃべるこ
 とを世辞という。今日では世辞は心にもないことを
 言う追従と混同されがちだが違う。
 世辞、つまり外交辞令が言えるということは人間
 関係を円滑にする第一歩として大人なら誰でも身
 につけておくべきことだった。寺子屋では世辞を
 言えるように子どもをしつけた。』
私もつい最近まで、「世辞」は心にもない「追従=
世辞」だと思い違いしていました、この思い違い
解き放されてから挨拶に世辞を加えられるよ
なり、人間関係が円滑になりました。感謝です。

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失礼なきように・・・9/28

2009年9月28日(月)・・・No.1590

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(103
越川禮子著

「江戸の繁盛しぐさ」(06) 「言葉づかい(06)」

著者曰く、「失礼な言い方」
『「江戸しぐさ」では相手に対しへりくだったものを言
 ことが前提になっている。
 大人に向かって繰り返し言うことは、してはならない
 失礼とされている。返事は「ハイ」でいい。「ハイ、ハ
 イ」では人を馬鹿にしているように聞こえる。
 「そんなに偉い方とは知りませんで、とんだ失礼をい
 たしました。」これほど失礼な言葉はなかった。偉い
 人でなければ失礼しても良いことになってしまう。誰
 に対しても尊敬の念を持たないと「お前さんのような
 根性では、江戸では生きていかれませんよ」と言わ
 れた。』
まったくその通りですが、さまざまな場面で事例のよう
な失礼な言葉に出会って唖然としたことことが幾度も
あります。そのたびに自分は失礼な言い方はやらない
でおこうと心がけて参りました。

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言葉の乱れは・・・9/22

2009年9月22日(火)・・・No.1584

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(102
越川禮子著

「江戸の繁盛しぐさ」(05) 「言葉づかい(05)」

著者曰く、「言葉の乱れは生活の乱れ」
『きちんとした言葉づかいは「江戸しぐさ」の基本という
 考え方から言葉が乱れていれば生活も乱れている証
 拠と戒めた。だから逆に生活が乱れれば言葉も乱れ
 てくるので気をつけようということでもあった。言葉は
 人間関係を円滑にする「道具」や「潤滑油」と考えられ、
 口から出た言葉は言の端ではなく、事(行為、行動)
 と同じ重みを持つとしていた。現代では「口約束」とい
 うと文書での契約に比べ軽く見られる傾向があるが、
 約束は約束として厳しく守るのが「江戸しぐさ」だった。』
私を含めて現代人には耳の痛いことです。自分の発言
に責任を持つと同時に、言葉を大切にする生活にして
いかねばならないと心新たになりました。
契約、コンプライアンス以前の倫理観をしっかり築かね
ばなりません。

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禁句を言わない・・・9/16

2009年9月16日(水)・・・No.1578

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(101
越川禮子著

「江戸の繁盛しぐさ」(04) 「言葉づかい(04)」

著者曰く、「禁 句」
『言ってはならぬことは即ち、してはならぬことになる。
 「殴る、蹴る、殺す」など精神的に圧迫する言葉、
 「ウッソー、ホントー」のように若い女性がよく使う
 疑いの言葉は失礼である。相手は自分よりも常に
 博識と考えるのが礼儀。したがって「知ってますか?」
 と聞くのは、とんだ非常識という理由で禁句。知っ
 てる?と聞けたのは、稚児に対してだけ。「でも」
 「だって」と抗弁したり、「太られましたね」「お痩せ
 になりましたね」といった身体の特徴に関わる表現
 も禁句。』
女性プロゴルファーのMさんの優勝インタビューを
聞いていていつも感心することがあります。インタビ
ュアーが「お疲れ様でした」との言葉に「ありがとうご
ざいます」と答えています。ねぎらいの言葉に対して
お礼を言っている彼女が素敵です。
他のプロゴルファーは「お疲れ様です」と単にオウム
返しで答えます。軽く返しているように見えて聞こえ
ます。私はMさんの返答と態度が好ましく感じます。

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江戸ッ子イメージ・・・9/10

2009年9月10日(木)・・・No.1572

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(100
越川禮子著

「江戸の繁盛しぐさ」(03) 「言葉づかい(03)」

著者曰く、「おはようございます」
『朝のあいさつは、どちらも丁寧に「おはようございます」
 と言うべきだ。しかし、簡単に「おはよう」と言えば「お
 はようございます」でなく「おはよう」と言われても仕方
 がない。山のこだまと同じで自分の心構え、言葉づか
 い次第で相手もそのように応じるから注意が肝心とい
 う戒めである。(中略)
 江戸の良さを見直す会に、次のような手紙が寄せられ
 たことがあるという。
 テレビでチャキチャキの江戸っ子ですといって紹介され
 た人に江戸っ子のためしがありません。江戸ッ子なら
 世辞を言わなければならないのにそれが全然ないです
 ものね。』
確かに、テレビ等で紹介される「チャキチャキの江戸っ子」
というのは、少し偉そうにしているのが江戸っ子だとのに
イメージがあり好きではありませんでしたが、本当の江戸
っ子は違うのだとイメージが変わりました

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心を亡くすな・・・9/4

2009年9月4日(金)・・・No.1566

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(099
越川禮子著

「江戸の繁盛しぐさ」(02) 「言葉づかい(02)」

著者曰く、「忙しい」
『忙しいという字は編とつくりに分解すると、心を亡ぼす
 となる。江戸では心を失った人はデクの棒(丸太)とし、
 人間ではないと考えたほどで「忙しい」と言うのは禁句
 だった。忙しいと言われると顔色を変えて怒ったもの。
 心を大事にする価値観の表れである。
今、多くのビジネスマンが「忙しい、忙しい」と言うことが
口ぐせのようになってゆとりのないビジネス活動になって
います。その背景の一つに、携帯電話やメールなどの
普及でビジネスがスピーディになっている影響が大きい
ものがあります。また、受け身で仕事を進めている人に
は忙しさが倍増しています。デクの棒が多くなっている
のでしょうか。
しかし、主体的に先手必勝で仕事をしている人はゆとり
をもって仕事を進めている実態もあります。

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澄みきった心・・・8/29

2009年8月29日(土)・・・No.1560

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(098
越川禮子著

「江戸の繁盛しぐさ」(01) 「言葉づかい(01)」

著者曰く、「あいすみません」
『すみませんは「澄みません」と書く。目の前の人を
 仏と思える江戸の方のように澄んだ気持になって
 詫びる言葉。「せっかく、お越しいただいたのにお
 気に入りの品物がなくてあいすみません」。
 江戸の人々が極力、濁音を避けたのも、この「澄
 む」ことに対するこだわりからきているようだ。』
マーケティングでは、「濁音や半濁音」の入った会社
名や商品名が効果的だと教えます。人間の記憶に
残りやすいインパクトがあるからだそうです。確かに、
米の企業名や商品名をあげればその傾向があり
ます。
一方、日本の老舗名や昔からある商品名は「濁音」
が少ないように感じます。そこには、お米のように一
食べ続けても「飽きない(商い)」良さがあるように
名づけていたのでしょう。

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聞くは野暮なり・・・8/23

2009年8月23日(日)・・・No.1554

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(097
越川禮子・林田明大著

「少年少女の江戸しぐさ」(38) 「聞くは野暮」

著者曰く、
『「書いてあることは聞かない」
 近ごろは駅でもどこでも「禁煙」という表示がいたる
 ところに見られます。もう書いてあること自体が野暮
 になるわけですけれども、禁煙と書いてあったら、「
 ここ禁煙ですか?」とは江戸しぐさでは聞きませんね。
 江戸ではタバコは相手が吸わなければ、こちらも吸
 わなかったといいます。料理屋などで、相客に気づ
 かずに吸っていると、店のほうで「根付け(タバコ入
 れの留め具)をおあずかりしてよろしいでしょうか?」
 と言って、遠まわしにやわらかな口調でタバコ入れ
 を預かりに来たそうです。』
研修の時などで休憩後の「スタート時刻」を言葉で伝
えて、ホワイトボードにも書き案内したのに、「何時か
らですか?」と聞いてくる受講生が時々あります。
「人のを聞いていない、案内を見ていない」という恥
ずかしいことを平気で行う人が増えてきました。以前
にはほとんどなかったことです。しぐさ以前の原因が
ありそうです。悲しい現実です。

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野暮はダメよ・・・8/17

2009年8月17日(月)・・・No.1548

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(096
越川禮子・林田明大著

「少年少女の江戸しぐさ」(37) 「野暮はダメ」

著者曰く、
『「江戸しぐさ」の本質に、「見てわかることは言わない」
 「書いてあることは聞かない、しない」という心得が
 あります。
 見てわかることを言うのは稚児、小さな子どもまで
 にしたいですね。たしかに子どもは、太っている人
 には「デブ」と言い、ハゲている人には「ハゲ」と口
 に出して言うものです。見てわかることをどんどん
 口にします。(中略)
 でも、大人が見てわかることを言ったら野暮な話で
 す。激しく汗をかいている人に「わぁ、ひどい汗です
 ね」と言ったところで、会話の進行にはなりません。
 大人なら見て<暑いんだな>と察したら、冷たい飲
 み物やおしぼりを差し出すのが、江戸しぐさです。
 常に思いやりの心で相手の思いに一歩先の手を打
 つのが、江戸しぐさだからです。』
日常のビジネス活動でも、あいさつ代わりに相手のこ
とを「太った、痩せた、顔色が悪い・・・」などと平気で
口に出す大人がいますが気をつけたいものです。
もうその時点で、相手の心証を悪くして減点です。そ
の減点であることにも気づいていない人は最悪です。
 
 

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しぐさのバトン・・・8/11

2009年8月11日(火)・・・No.1542

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(095
越川禮子・林田明大著

「少年少女の江戸しぐさ」(36) 「上品(じょうぼん)」

著者曰く、
『江戸しぐさには上品、中品、下品のランクが明確化
 されていて、すべての人間は丸裸で生まれると、だ
 れもが上品をめざしました。「仏様は人の子を皆、
 公平、平等に情けをかけてくださる。お前も早く下品
 を脱して、寺子屋に参じて中品になり、お講師様の
 ような上品な人間になれ」と諭されたそうです。
 このランクは世代に対してもいわれ、祖父は上、父
 は中、子の世代は下品とされ、これは縦割りの格付
 けではなく、下品の子どもが初代見習って上品まで
 人格を高めるように、ということを意味するもので、
 これが三代経たないと江戸っ子になれない所以です。
祖父母から父母、父母から子ども、子どもから孫へと
伝承される「心構え」や「しぐさ」は、何事にも代えがた
い財産です。それも、意識する意識しないとにかかわ
らず、「心がまえ」や「しぐさ」は自然に伝わってしまい
ます。それも、善きものも悪しきものも伝わります。
私たちは、自分の人生は自分のためだけに生きてい
のではなく子孫のためにも生きているということなの
です。

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言葉は人格を表す・・・8/5

2009年8月5日(水)・・・No.1536

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(094
越川禮子・林田明大著

「少年少女の江戸しぐさ」(35) 「言葉づかい」

著者曰く、
『きちんとした言葉づかいは江戸しぐさの基本です。
 ところが今の子どもたちの言葉づかいの悪さとき
 たら、子どもたち自身も認めざるをえないところま
 できているのではないでしょうか。
 言葉は人間関係を円滑にする循環油と考えられ、
 江戸では口から出た言葉は言の端ではなく、事(
 行為・行動)と同じ重みを持つとしていました。
 その言葉づかいが乱れているということは、生活
 も乱れている証拠だと戒めました。逆に生活が乱
 れれば、言葉も乱れてくるので気をつけてみてい
 ればわかるということです。
前向きで積極的な人は肯定的(ポジティブ)な言葉
づかいの人であり、後ろ向きで消極的な人は否定
的(ネガティブ)な言葉づかいの人が多いものです。
言葉はその人の心と生き方があらわれいます。
またその言葉で人の心が変わります。言葉と心は
表裏一体なのです。
 

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結界わきまえ・・・7/30

2009年7月30日(木)・・・No.1530

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(093
越川禮子・林田明大著

「少年少女の江戸しぐさ」(34) 「結界わきまえ」

著者曰く、
『「結界」とは、仏教用語で、出入りを制限された
 場所の仕切りを意味します。(中略)
 これが人の生きる姿勢の中にもあると考えて、
 「結界わきまえ」という言葉で「自分の立場、自
 分の存在場所を客観的に把握できる人間にな
 れ」諭しているのです。』
『「結界わきまえ」は成人の自覚を促す言葉です
 が、「結界おぼえ」は稚児言葉です。子どもの
 おはじき遊びも、おはじきとおはじきの間に指
 で一本線を引くしぐさをしますが、これは結界
 を覚えさせる大人の計らいです。』
.
ビジネス界で求められる大切なことのひとつに
「自覚」があります。自分自身の「立場」「立ち位
置」「役割」「責任」等を自覚しているかどうかが
問われます。この「結界わきまえ」はその自覚に
必要な判断基準であり大切な要素です。
しかし、この「結界わきまえ」を自分に都合のよ
い言い訳的に使用すると「前例がない、私には
そんな力がない、そんな差し出がましいことは
できない」などとなり、周囲の人々からやる気の
ない消極的な人との評価にもなります。
「結界わきまえ」は、謙虚さや積極的に我慢する
際に使いたいものです。

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時間泥棒はダメ・・・7/24

2009年7月24日(金)・・・No.1524

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(092
越川禮子・林田明大著

「少年少女の江戸しぐさ」(33) 「時泥棒」

著者曰く、
『「時泥棒」というのは、いきなり相手方におしかけ
 て相手の大事な時間を奪ってしまうことです。』
『今でも訪問するときは先方の都合を聞いてから、
 約束した時間にうかがうのが常識です。ところが
 私たちは何度か不意の訪問を受けたりして、「時
 泥棒」にいやな思いを経験しています。そして子
 どもたちは、携帯電話が時泥棒をしているのに
 気づきました。突然の電話やメールに、意外や
 意外、困惑しているのでした。子どもといっしょに
 携帯電話のルールを考える時期がきたようです
 ね。』
.
この文を読んでいて、作家ミュハエル・エンデが著作
「モモ」の中で「時間泥棒」の愚かさについて書いてい
ることを思い出しました。
人生の現実として、私たちは生まれた瞬間から寿命
言うものを使いながら生きています。この世に誕生
るということは、すなわち「死」に向かって歩き始め
ることなのです。
このことは、他人の時間を邪魔すること奪うこは、
人の「命」を縮めていることでもあることを示してい
ます。自分の命が大切なように他人の命も大切に生
きたいのです。
.

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口約束を守ることは・・・7/18

2009年7月18日(土)・・・No.1518

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(091
越川禮子・林田明大著

「少年少女の江戸しぐさ」(32) 「約束の重み」

著者曰く、
『ゆびきりげんまんうそついたら針千本呑~ます。
 死んだらごめん!
 こう言って江戸の子たちは、「明日も楽しく遊ぼうね」
 と約束を交わしました。「げんまん」は「げんこつ一万
 回」の略だとか。約束を破ったら、指を切るよ、げん
 こつ一万回だよ。針千本呑ますよ、というわけ。子ど
 も心にも恐怖感を覚えたことでしょう。約束を果たせ
 ないときは死んだときだけ。拷問されてもしかたがな
 いという言葉なのですから。
 約束を守ることがいかに大事か、うそをつくことがいか
 にいけないことかを小さいときから、こんなかわいらし
 いしぐさの中で厳しさを教えたのです。
 江戸商人は口約束を守ります。西洋のビジネスマンは、
 契約書を取り交わしますが、江戸商人は口約束です。
 口からいったん出た言葉は、どんなことがあっても守
 らなければならない。約束の中で最高の約束は口約
 だそうです。いまでこそ、口約束は一番低い、破っても
 平気といういう風潮がありますが、本来はもっと高い
 価値の紳士協定のようなものです。
.
口約束を守る人は「信頼」「尊敬」されて社会的「信用」
が高まり繁栄・繁盛へとつながります。そして、それが
最短・最良の商い(ビジネス)になることを日本人は知
って実践していました。私も口約束を大切にします。
.
 

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口伝の文化・・・7/12

2009年7月12日(日)・・・No.1512

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(090
越川禮子・林田明大著

「少年少女の江戸しぐさ」(31) 「くりかえし」

著者曰く、
『心としぐさのしくみを子どもにどのように理解させ
 いったかというと、結局知識ではなく、親のしぐさを
 見て真似させるんです。いまでも使われている見取
 り図というのは、江戸のしつけ言葉のひとつだそう
 ですが、見取らせる、見習わせる、からきています。
 手取り、足取り真似させて、何度も何度もやらせて
 教えました。そして、大人がその場で気づいたこと
 は口で伝えたのです。
 江戸しぐさは、もともと「文字にすると俗化するから
 書くべからず」とされ、江戸がつづいている間、代々
 親から子へ、子から孫へと、口伝え、目伝えで受け
 継がれてきたものです。』
.
日本の文化の特徴は、「口伝」文化の「真似び」の文
化です。親・子・孫の三世代一緒に住む家族には「口
伝文化」が継承されますが、核家族になると伝承が
厳しいものになりました。
口伝にこだわらずに、現代にあった方法で伝承しな
ければ「心としぐさ」が不足し始めています。
.

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おしんこやし・・・7/6

2009年7月6日(月)・・・No.1506

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(089
越川禮子・林田明大著

「少年少女の江戸しぐさ」(30) 「お心肥」

著者曰く、
『人はおいしいものを食べて体を肥やすことを優先
 しがちです。「さあ、もっと食べて」とか「栄養つけ
 ないと」といった具合に。それもいいでしょうが、
 成長期には、心を豊かにして教養を身につける
 ことも大事です。これが「お心肥(おしんこやし)」
 です。』
『江戸では数え年三歳になると、転んでも起こさず
 自力で立ち上がるのを待ちました。子どもが熱い
 ものを口に入れようとして「熱い!」と声を出せた
 ら、お祝いをしました。熱いと言えることを自立の
 第一歩と祝うことに江戸人がいかに早く自立を願
 っていたかがよくわかります。』
.
親から「自立」することが出来れば大人の仲間入り
ですが、現代社会では成人になっても、いや結婚し
てからも親から援助してもらっていることさえありま
す。生活水準(豊かな生活)を落とさないようにしよ
うとすると親の援助が欠かせなくなっているようです。
「親孝行」でなく「子ども孝行」の本末転倒時代です。
.

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おたがいさま・・・6/30

2009年6月30日(水)・・・No.1500

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(088
越川禮子・林田明大著

「少年少女の江戸しぐさ」(29) 「おたがいさま」

著者曰く、
『おたがいさま・・・これまた様がつきますね。何事も
 シェアする気持ち がなければ世の中は成り立ち
 ません。シェアとは権利義務を分かち合うというこ
 とである、なんておとなは難しく言いますが、日本
 には独り占めしてはいけない「半分っこ」というや
 さしい言葉があります。
 兄弟姉妹で数の分だけ当分にお菓子を分けるの
 は当たり前で、自分だけ余計にとったら大目玉を
 くらうのです。この分かち合いの考えが希薄になる
 と、当たり前のことが当たり前でなくなってくるので
 しょう。』
.
交通安全標語に「狭い日本そんなに急いでどこに行く」
という言葉がありました。今回の新型インフルエンザと
言い、昨年の世界同時金融危機、原油高・資源高など
「狭い地球、そんなに欲張ってどうするの」と言いたくな
ることが多発しています。奪い合いをすることで地球・
人類はパンク寸前です。
まずは、家庭・職場で「おたがいさま」を実現し、地域・
日本・世界と広げて助け合いと譲り合いで住みやすい
世界を実現したいものです。
.

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ありがとうとお陰様・・・6/24

2009年6月24日(水)・・・No.1494

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(087
越川禮子・林田明大著

「少年少女の江戸しぐさ」(28) 「おかげさま」

著者曰く、
『子どもには感謝の気持ちをどう表現するか、大人が
 実際に見せることが大切です。
 子どもは大人のしぐさを観察しています。その記憶
 の確かさは驚くほどです。もっとも美しい感謝の言葉
 「ありがとうございます」と、「いただきます」「ごちそう
 さま」を毎日きちんと言葉にしましょう。大なり小なり
 自分に幸いをもたらしてくれた目に見えない、陰の方
 々に対して感謝するしぐさです。「おかげさま」はお陰
 様です。』
.
夫婦ばかりの集まりの会での食事時の出来事です。
妻がお醤油などを取ってくれるたびに、「ありがとう」と
言っていたら妻の隣に座っていた奥様が「お宅のご主
人は、いつも”ありがとう”とおっしゃるの」と妻に話しか
けて来られました。その後の会話でわかったことは、
その奥さまは今まで御主人に「ありがとう」と言われた
ことがないとのことでした。
私や妻は、「ありがとう」とお互いが言うのは当然だと
思っていたので、他の家庭では当然ではなかったこと
に驚いたことがありました。私たちのそれぞれの両親
の家庭教育に感謝の出来事でした。
.

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理(ことわり)を知る・・・6/18

2009年6月18日(木)・・・No.1488

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(086
越川禮子・林田明大著

「少年少女の江戸しぐさ」(27) 「十五理」

著者曰く、
『十五歳にもなると森羅万象(宇宙に存在する一切の
 ものごと)の仕組みや意味が暗記でなく実際に理解
 (=理)できるようにならないといけませんでした。
 いわゆる大人の仲間入りという意味で、武士ならば
 元服の年齢です。ここにくるとその子の個性、才能、
 素質などが見えてきて、将来の道も見えてきます。
 社会に役立つ人間としての適材適所への振り分け
 は、寺子屋の師匠や江戸講の講師に一番に求めら
 れる人間を洞察する能力でした。』
.
理のつく言葉には、真理・心理・道理・原理・・・などが
あります。これらは人間として・社会人として生きる上
で大切な智慧であり、指針となるものであります。
基本原理を知っていれば、余計なことや難しいことを
行わなくとも良いことが世の中にはたくさんあります。
現代は法律・規則・ルールなどの基本原理をおろそか
にして難しいことや余計なことをしなくてはならない状
況になっているように思います。
.

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読み・書き・算盤・・・6/12

2009年6月12日(金)・・・No.148

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(085
越川禮子・林田明大著

「少年少女の江戸しぐさ」(26) 「十二文」

著者曰く、
『主(あるじ)の代書がまがりなりにも十二歳で出来る
 こと。商人にはいろいろな手続き書類がありますが、
 主にいついかなることが起きても対応できるように、
 注文書や請求書ぐらいは代行できるように仕込ま
 れていました。』
.
江戸時代の町人の子どもは、九歳から大店(商店)
に丁稚奉公して、読み・書き・算盤を教えてもらい、
文字を覚え、様々な手紙や書類の書き方を教えて
もらったそうです。
武士は学問所に通って学ぶことができましたが、町
人は貧しく、丁稚奉公して働くことを通して文字を学
んだとのことです。現代の日本では義務教育ですべ
ての子どもが勉強できますので、素晴らしい社会が
現していると言えます。感謝して勉強しなさい。
.

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世辞は善なり・・・6/6

2009年6月6日(土)・・・No.1476

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(084
越川禮子・林田明大著

「少年少女の江戸しぐさ」(25) 「九つ言葉」

著者曰く、
『九歳にもなったら世間ときちんと対応できるように
 なっていることが求められました。特に江戸時代
 であれば商人の子ですから、「ございます」「申し
 ます」「存じます」などの丁寧語や敬語が言えなけ
 ればなりませんでしたし、相手の話に上手にあい
 づちも打てねがにりませんでした。(中略)
 「こんにちは」の後に「今日はいいお天気ですね」
 と続け、「あれからあばあさんのお具合はいかが
 ですか」などと会話を続けることを世辞といいます。
 この世辞を九歳までに言えるようにしたということ
 は、裏返すと商人は九歳で将来、大成するかどう
 かが決まるそうなのです。』
.
私は「世辞」とは、相手に取り入ろうとする時に使う
「お世辞」と一緒だろうと恥ずかしながら考えていま
した。「世辞」とは、世間話や相手の良いところをし
っかりと認めることと知ってからは堂々と使うように
なりました。すると人間関係まで良くなりました。
.

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躾を身につける・・・5/31

2009年5月31日(日)・・・No.1470

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(083
越川禮子・林田明大著

「少年少女の江戸しぐさ」(24) 「六つ躾」

著者曰く、
『張りめぐらした心の糸は、六歳までに上手に動かす
 トレーニングをしなさいということです。
 「傘かしげ」「肩引き」「こぶし浮かせ」などの公共の
 場での心得から、箸の使い方、食べ方、履物の脱ぎ
 方まで、日常生活のしぐさをくせになるまでくり返し
 くり返し、身につけさせます。江戸しぐさはもうこの年
 齢でくせになり、完成に向かいます。
 しつけと虐待の区別がつかない親もいるようです。
 しつけとは日常生活に必要なことを習慣づけ、礼儀
 作法や社会生活に必要な規律を身につけさせること
 といわれています。(中略)しつけは決して芸を教え
 込むときのように、厳しい鞭ではなく、両親のしぐさを
 見習わせ見取らせ、つまり見よう見真似させることに
 つきるようです。』
.
この「躾」が身につかなくなった大きな理由に、「両親の
しぐさを見習わせ見取らせ」ということにあるようです。
それは、両親が自然に行うしぐさが「素敵なお手本」で
なくなったことと、両親自身が「躾」の大切さと身に付く
しくみ(メカニズム)を知らないことにあります。「躾」に
ついて正しい知識としくみを広める必要があります。
.

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三つ子の魂・・・5/25

2009年5月25日(月)・・・No.1464

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(082
越川禮子・林田明大著

「少年少女の江戸しぐさ」(23) 「三つ心」

著者曰く、
『江戸の町衆たちは人間は脳と身体そして心の三つ
 からなると考えていました。心はマリオネット(操り
 人形)を動かす糸のようなものと考えていました。
 糸は出来るだけ緻密に張らなければいけないので、
 三歳までに一日一本×三六五日×三年=約千本
 の糸を張るように心がけたのです。その糸=心を
 乱暴に働かせば、言葉や表情やふるまいも荒々し
 くなりますが、優雅にやさしく動かせば、全体にな
 ごやかな表情が出ます。
 三つ心とは、三歳までに心の大切さを悟らせること
 を意味します。』
『赤ん坊は生理学的にみても、三歳までに大人が
 情を示し、本物、美しいものにふれさせ感性的刺激
 を与えないと、感じる心の基本=感性が育たない。
 この感性こそは人間性ともいえる「生きる力」である
 といわれています。』
.
無表情(喜怒哀楽の表情を表現できない=心を育ん
でいない)の現代人が急増している現実は、三才まで
の心の教育にあったのだと知り愕然としました。
「三つ子の魂百までも」の諺・格言の意味が心底理解
できるようになりました。
.
 

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家庭の挨拶は宝・・・5/19

2009年5月19日(火)・・・No.1458

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(081
越川禮子・林田明大著

「少年少女の江戸しぐさ」(22) 「十五才まで」

著者曰く、
『中学生になると、行動範囲も広くなり、大人の行動
 にも関心が強くなる時期ですから、ご家庭でも心の
 成長の仕上げができるよう家庭で良いしぐさをくせ
 にしていきたいものです。親きょうだいのあいさつ
 は他人行儀だからと、ないがしろに過ごすと、社会
 に出るようになって、あいさつもできない人間になっ
 てはたいへんです。家庭でしないあいさつは、外で
 はできないのです。家庭が肝心です。』
.
息子が中学生の頃になると、学校へ行く時のあいさ
つに変化が起こってきました。それまで「いってきま
す」と素直に挨拶していたのが「行ってクール宅急便」
言う挨拶に変化しました。私は反抗期に入った・自
の確立の時期に入ったと喜びました。今まで子ど
もであった息子が大人ぶりはじめたのです。
私たち両親は、息子へのあいさつを変えたりやめず
に、まで通り「いってらっしゃい」と続けました。
学生の頃になると素直な「行ってきます」の挨拶が
戻ってきました。
【家庭の挨拶は社会への基礎・基本になる】
.

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六感しぐさを磨く・・・5/13

2009年5月13日(水)・・・No.1452

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(080
越川禮子・林田明大著

「少年少女の江戸しぐさ」(21) 「六感しぐさ」

著者曰く、
『ぜひ子どもたちに伝えたい江戸しぐさとして、「六感
 しぐさ」というものがあります。
 視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の五感を敏感に研ぎ
 澄まし、周囲の状況を瞬間的に総合判断する直感、
 すなわち「ひらめき」力のことを言います。
 この能力が高いと「ロクが利くやつ」と、江戸時代の
 人々は評価したといいます。雑踏で他人とぷつから
 ない、人が不快に思うことを軽々に言わないなど、
 他者に配慮して暮らす姿勢が土台になっています。』
.
数年前から雑踏の中でこちらが避けようとしてもぶっ
つかってくる人に出会います。まるで、荒野を行くがご
とくの歩き方です。しかし、この「六感しぐさ」の文章を
読んで気がつきました。現代人はこの「ひらめき力」が
身についていないことを・・・。
これからも「六感しぐさ」を磨き続けます。
.

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さしのべしぐさ・・・5/7

2009年5月 7日(金)・・・No.1446

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(079
越川禮子・林田明大著

「少年少女の江戸しぐさ」(20) 「さしのべしぐさ」

著者曰く、
『江戸人の『さしのべしぐさ』は、まず見守り本当に
 必要とすることだ手を貸したのです』
『帰国子女である知人のお孫さんが、ある日学校
 から帰って母親に、こう言ったそうです。「「ママ、
 日本は滅びちゃうよ」「え?どうして」「だって、ク
 ラス委員が、クラス委員らしくないんだもの」「ど
 んなふうに?」「日本のクラス委員って、ただ勉
 強ができる、成績がいいってだけなんだもの。ち
 っとも親切じゃないんだもの。勉強できない子が
 教えてって聞いても教えないし、困ったことがあ
 って相談しても助けないんだよ。こんなクラス委
 員ってないよ。こんな子たちが大人になって、人
 の上に立つリーダーになったら、日本が滅びち
 ゃうよ」。アメリカではこんなクラス委員はいなか
 ったと断言したそうです。』
.
過去の日本社会・日本人は、相手のことを優先し
て暮らしていました。その結果、お互いが相手の
ことを優先していましたので活かされて生きあって
いました。慎み深く慈愛に満ちた社会でした。
一方、現代の日本社会・日本人は「俺が、オレが」
と利己主義に走り自分本位の生き方をする人が多
くなりました。悲しいことです。しかし、素敵な社会
にすることは、今ならまだ間に合いそうです。
.

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気をつけたい言葉・・・5/1

2009年5月 1日(金)・・・No.1440

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(078
越川禮子・林田明大著

「少年少女の江戸しぐさ」(19) 「言葉づかい」

著者曰く、
『江戸しぐさは、江戸では繁盛しぐさともいい、当然
 まだ一人前になりきらないお店の小僧さんたちの
 訓練に、そのルールやしきりを教えたでありましょ
 う。さまざまなお客様を相手にする商売ですから、
 お客の中には胸にグサリとくる刺し言葉や荒っぽ
 い言葉を投げつける手斧(ちょうな)言葉、人の話
 を無視する戸閉め言葉を使う人もいるでしょう。』
『「でも」「だって」「しかし」「そんなことを言っても・・」
 が相手を会話の中に入れようとしない戸閉め言葉、
 「なぐる」「ける」「殺す」など物騒で荒々しい手斧言
 葉、「それで?」「だから?」といった会話を断ち切
 る刺し言葉を江戸人は禁物としました。』
仕事がら言葉遣いが命です。戸閉め言葉や手斧言
葉・刺し言葉を使わぬように今後とも心がけます。

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無礼者にならない・・・4/25

2009年4月25日(土)・・・No.1434

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(077
越川禮子・林田明大著

「少年少女の江戸しぐさ」(18) 「横切りしぐさ」

著者曰く、
『大勢の前へ出る時、江戸の人は右手をちょっと
 出して「ごめんなさいよ」と左から右へ回って通り
 ました。人前を横切るときは「失礼します」とひと
 言断りましょうね。場所柄によっては、会釈と手
 のしぐさだけで表してもいいですよ。』
『江戸では人の前を横切っていいのは赤ん坊を取
 り上げに走る産婆さんだけだそうで、他は「無礼
 者!」ととがめられたそうです。』
劇場や映画館などで人の前を通る時に、腰をかが
めて手しぐさで通る素敵な人がいらっしゃいます。
そうかと思うと、他の観覧者に邪魔になっているこ
とさえ気づかずに堂々と歩く無礼者がいます。
今の時代の人たちが江戸時代に生きると、無礼
者」「無礼者」の声が方々から聞こえてきそです。
私も「無礼者」にならないように気をつけます。
.

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人間的に豊かな人・・・4/19

2009年4月19日(日)・・・No.1428

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(076
越川禮子・林田明大著

「少年少女の江戸しぐさ」(17) 「うかつあやまり」

著者曰く、
『うかつあやまりのしぐさは、うっかり足を踏んだほう
 はもちろん、よけなかった人のほうも「うっかりして
 いて、こちらこそごめんなさい」という気持ちを伝え
 るものです。
 踏まれた痛さで腹が立ち、あやまっているのに「痛
 いじゃないか」とケンカ腰になれば、気持ちが荒れ、
 たちまち不穏になりますね。そこをちょっとガマンし
 て、「こちらこそ、うっかりしまして」と言えば丸く収ま
 るでしょう。』
戦後、欧米から「むやみに謝ると裁判に負けるから
して弱みを見せてはならない」との損得(権利主張)
考えが入ってきました。識者と言われる人がこのよ
なことを広めていきました。その結果、自分が不正
しても謝らないことや弱みを見せないことが正当化
れてきました。そのような風潮がどんどん人間を
してきています。
先に挨拶、謝ることができる人ほど人間的には心の
い人であり、一歩引きさがる「積極的我慢」の出来
る人が実は人間的に豊かで大きな人物であると私は
思っています。

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自制とおもいやり・・・4/13

2009年4月13日(月)・・・No.1422

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(075
越川禮子・林田明大著

「少年少女の江戸しぐさ」(17) 「こぶし腰うかせ」

著者曰く、
『江戸時代は橋のない川を渡るのに乗合船に乗りま
 した。後から乗ってきた人たちのために、先の人た
 ちは腰をこぶし分浮かして席を詰めあって、空席を
 つくってあげるのが「こぶし腰うかせ」です。新客は
 先客にお礼をいって座りますが、江戸ではそんな
 ゆずり会いはあたりまえでした。』
現代では電車の座り方に該当しますが、江戸時代の
が見たら卒倒してしまうでしょう。
足を組む人、足を投げ出す人、足を広げて座る人に
始まり、荷物を横に置く人など目を覆いたくなる姿が
電車の中で繰り広げられています。
これらの横柄な態度を規制するために、様々な法律
やルールを決めて自分たちで縛り・拘束し不自由で不
機嫌な現代社会を創り出しているのです。悲しいこと
です。一人ひとりが「自己規制とおもいやり」で自由で
気持ち良い社会をつくらねばなりません。

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仁王立ちしぐさ・・・4/7

2009年4月 7日(火)・・・No.1416

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(074
越川禮子・林田明大著

「少年少女の江戸しくさ」(16) 「仁王立ちしぐさ」

著者曰く、
『仁王立ちとはお寺の山門の前に不動の姿勢で立ち
 はだかる仁王さまになぞらえての姿をいいます。今
 どきなら電車の出入口に、大きなリュックを背負い、
 耳にはヘッドホン、手にはケータイで、客の乗り降り
 にビクともせず立つ若い男の人がいますね。』
『先生は、「皆が行き交う天下の往来を、横に固まって
 歩いている人の通行を邪魔するなどは言語道断!」
 ときつく言われた。「とおせんぼしぐさ」は私たちもや
 ってしまうので注意したい。・・・小学生の発言』
ついつい話に夢中になって道で「とおせんぼしぐさ」を
している井戸端会議中のお母さんたちに出会うことが
あります。下校時の高校生が自転車で道いっぱいに
広がって走っている光景にも出会います。気をつけた
いものです。

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自律と思いやり・・・4/1

2009年4月 1日(水)・・・No.1410

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(073
越川禮子・林田明大著

「少年少女の江戸しくさ」(15) 「七三歩き」

著者曰く、
『車道・歩道の区別がなかった江戸の道路を、当時
 の人々は、三分は私道、七分を公の道とわきま
 て歩いたそうです。戸板でけが人を運んだり、飛脚
 のような急ぐ人のためにあけておくなんて、おもい
 やりですよね。』
『「自己規制」なんて使われる前から、それがきちん
 と守られていたんです。世のため、人のためと、
 だれもがしていたことが、現代になくなってしまった
 ことが悲しいです。』
私がずっと心がけてきたことの一つに電車などの「
優先座席には絶対に座らない」と言うことがあります。
お年寄りやお体の不自由な方や妊婦さんなどが、い
つ乗されてきた時にもすぐに座れるようにとの考え
からです。妻や子どもたちにも伝えてきました。
「嫌々ながらの我慢」でなく、「積極的な我慢」です。
「自律(自己規制)することができて、大人の仲間入
ができるよ、そしてそれは他人への思いやりにつな
がるんだよ」と子どもに伝えてきました。これからは
老人の仲間入りですがまだまだ続けたいと思います。

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距離の感覚・・・3/26

2009年3月26日(木)・・・No.1404

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(072
越川禮子・林田明大著

「少年少女の江戸しくさ」(14) 「肩引き・かに歩き」

著者曰く、
『肩引きは、狭い路地などで人とすれ違うとき、お互い
 が右肩を少し後ろに引いて、胸と胸を合わせるかっ
 こうで、体全体を少し斜めにして通り抜けるしぐさで
 す。』
『かに歩きはもっと狭い道路のしぐさですが、体をカニ
 のように横にしてすれ違います。』
駅の階段で上り下りの表示がしてあります。大阪では
守らない人が多く見受けられましたが、最近は少し良
ってきたと感じています。東京はしっかりと守る人
かりでしたが、最近少し乱れているようです。
自分は肩引きしていても、最近はぶっつかるように歩い
てくる人が多くなり、ただただ驚きあきれてしまいます。
どうも人間としての「距離感覚」が欠如しているようです。
人間関係で踏み込みすぎず、離れすぎずの距離感覚
から身につける躾が大切だと感じる今日この頃です。

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雨の日しぐさ・・・3/20

2009年3月20日(金)・・・No.1398

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(071
越川禮子・林田明大著

「少年少女の江戸しくさ」(13) 「傘かしげ」

著者曰く、
『傘かしげの神髄は、すれ違う相手を濡らさないと
 いう思いやりです。すれ違うとき相手に微笑んで
 目であいさつすると、すぐに微笑みが返ってくる。
 うっとうしい気分もパッと晴れますよ。』
『傘のかしげは、お互いにかしげないと成り立ちま
 せん。』
今、「傘かしげ」ができる人は何割いらっしゃるでし
ょうか。二割いらっしゃれば救われるのですが、厳
しい現実です。
「傘かしげ」以前の仕草として、傘の持ち方(前後
を歩く人への配慮)、濡れ傘の始末(電車の中に
濡れた傘を持ち込む時に他の人に迷惑をかけな
配慮)なども大切ですが、無頓着な人が多くなり
ました。人に迷惑をかけない躾・しぐさが社会で善
く生きる源です。心がけたいものです。

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仕草は躾の結果・・・3/14

2009年3月14日(土)・・・No.1392

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(070
越川禮子・林田明大著

「少年少女の江戸しくさ」(12) 「しぐさとしつけ」

著者曰く、
『しぐさは、しつけのアウトプットです。良いしつけは良い
 しぐさを生みます。はじめにしつけありき、なのです。
 江戸しぐさの「しぐさ」は思い草、「思草」と書きます。
 思っていることや考え方、育ち方などが、身のこなしや
 顔の表情にまでくせになって瞬時に表れることをいいま
 す。相手への思いやりがあれば、誰にでもできるもの
 です。』
「しぐさはしつけのアウトプットです」という言葉に納得です。
芸能人で今は素晴らしい人格の人が、高校時代には突っ
張っていたということで、高校生時代の写真が映し出され
ます。確かに、憎しみの眼・髪型・服装で威嚇し、態度は
柄そのものの写真です。そのような人が、目は優しく、
髪型・服装はセンスが良く、態度は品が良い人に変身して
、その上言葉遣いも丁寧になっています。躾は子どもの頃
は親や先生に授けられますが、大人になると自分で自分を
躾ることができるのだとつくづく感じます。

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笑顔の素敵な人・・・3/8

2009年3月8日(日)・・・No.1386

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(069
越川禮子・林田明大著

「少年少女の江戸しくさ」(11) 「あいさつしぐさ⑤」

著者曰く、
『たった一度で終わる、続かないおつきあい。そのような
 人の態度をうたたかしぐさといいます。うたたかとは水
 の泡のように壊れやすいもの。心ここにあらずというよ
 うな頼りない態度ではつきあえませんよね。』
『笑顔の会釈ひとつで、すれちがうその場の雰囲気がな
 ごやかになります。江戸では笑顔の素敵な女性はいい
 女、しぐさのいい男性はいい男の条件のひとつとされま
 した。愛想のない人は、人づきあいの輪がなかなか広
 がりにくいでしょう。』
テレビやテレビゲーム・パソコンの影響もあり、表情のな
「能(No)面人間」が続々と誕生しています。お医者さん
「能面人間」は顔の筋肉が発達していないと発言して
おられました。研修や講演でも能面人間の参加者が増え
ています。愛想を良くしてくれとまで言いませんが、表情
だけは豊かでありたいものです。私は俳優や漫才師やス
ポーツ選手など笑顔の素敵な人のファンです。

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出逢いと別れ・・・3/2

2009年3月2日(月)・・・No.1380

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(068
越川禮子・林田明大著

「少年少女の江戸しくさ」(10) 「あいさつしぐさ④」

著者曰く、
『人様に初めてお目にかかるときは、「おめみえしぐさ」
 で謙虚にありのままを見てもらうように心がけます。
 お辞儀もきちんとしましょう。(中略)
 江戸で「初めまして」なんてあいさつすると、「あんた、
 よそもんだね」と言われるそうです。(中略)初めまし
 てと言いたい人は「お初にお目にかかります」と言え
 ばいいのだそうです。』
『門口まで送りに出て、お客様の姿が見えなくなるまで
 お見送りするのが、見送りしぐさ。そのしぐさに後ろ髪
 ひかれて、見送られるお客様のほうも名残惜しそうに
 振り返ったり、お互いに会釈をし、余韻を楽しむ風情
 です。』
.
「田舎に泊まろう」というテレビ番組があります。芸能人
など有名人が地方へ行って見知らぬ人の家に泊めて
もらう番組です。その番組で泊めていただいた家を
にして別れの時に、家人は家の前まで出て見送りをし
ます。そして、見えなくなるまで振り返り・手を振り分か
れるというフィナーレです。日本の良きしぐさが地方に
行けばいくほど「見送りしぐさ」「あとひきしぐさ」が残っ
ています。
.

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命への感謝・・・2/24

2009年2月24日(火)・・・No.1374

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(067
越川禮子・林田明大著

「少年少女の江戸しくさ」(9) 「あいさつしぐさ③」

著者曰く、
『江戸では「大江戸のおかげ様で、今日も一日心とぬくもりの
 糧のいただけることを有り難く思い、よく噛みしめていただ
 きます」と言って食べたそうです。そして食事がすめば「ごち
 そうさまでした」と手を合わせて感謝します。
 一粒一粒のお米の中にも八十八の神様がおられるのでき
 れいに食べます。命あるものからいただいた命が自分の血
 や肉となって甦るのですから、それに感謝しなければなりま
 せん。』
これも現代人の課題です。豊かな時代になって、スーパーや
コンビニで簡単に食べ物が購入できる時代になりました。
その便利になった分だけ、「命への尊厳や感謝」が薄くなった
ように感じているのは私だけでしょうか?「人間は他の生物の
命を奪いながら生かされている」という現実を直視しなければ
なりません。その罪の意識からせめて「いただきます、ごちそ
うさまでした」の言葉を発するのが人間としての最低限の義務
であり、感謝の心だと思います。

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潔いけじめ・・・2/18

2009年2月18日(水)・・・No.1368

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(066
越川禮子・林田明大著

「少年少女の江戸しくさ」(8) 「あいさつしぐさ②

著者曰く、
『悪かったと思ったら「ごめんなさい」が必要です。「ごめん」
 とは、容赦(許すこと)、赦免(罪や過ちを許すこと)の尊敬
 語です。「反省しているから免じて(許して)ください」という
 わけ。』
『今は「行ってきまーす」「行ってらっしゃーい」と言いますが、
 昔は出かけるときは「行って参ります」ときちんと言いました。
 「参ります」は元の所に、つまり「ここにまた戻ってきます」と
 いう意味の言葉で、戻って来たら「ただいま帰りました」とは
 っきり報告するわけです。』
現代人の課題は、「けじめ」のないことではないでしょうか?
政治家や経営者が不祥事などで謝る際に、真に「ごめんなさ
い」と謝るより、隠そうとしたり誤魔化そうとしたりする姿勢が
見えます。潔さとけじめの欠如です。ものごとの「けじめ」の大
切さを子どものころから習慣づけなければと気づかされます。

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無知という名の恥・・・2/12

2009年2月12日(木)・・・No.1362

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(065
越川禮子・林田明大著

「少年少女の江戸しくさ」(7) 「あいさつしぐさ①」

著者曰く、
『「こんにちは」の「は」は「わ」ではありません。たとえば、
 後ろに「今日は、体の調子どお?」と問いかける言葉が
 省略されているのです。「こんばんは」も同じです。この
 省略された部分を江戸では「世辞」といって、九歳まで
 にはきちんと言えるように小さいうちから教え込まれま
 した。』
『「ありがとうございます」は字では「有り難う」。「めったに
 ありえない(有り難き)こと」への感謝の言葉で(中略)
 ロンドンに住む新米パパは、赤ちゃんに離乳食をあげ
 ながら、一さじことに「サンキュー」をくり返して食べさせ
 ていたそうです。この子が人間として最初に言う言葉が
 「サンキュー」であってほしいという親の願いからです。』
恥ずかしながら、大人になってからも「こんにちは」を「こん
にちわ」と思っていました。また、「世辞」とは「お世辞」の
ゴマをすることと同一に思っていました。「無知」という名の
恥」を知らない間にばら撒いていたのです。子どもたちに
正しい言葉と意味を伝える役目が大人にはあります。
これからは心して言葉を使います。

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ありがとうの数・・・2/6

2009年2月6日(金)・・・No.1356

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(064)
越川禮子・林田明大著

「少年少女の江戸しくさ」(6) 「ありがとう」

著者曰く、
『江戸しぐさでは、肩書や外見で相手を判断したりしま
 せん。同じ人間だという相手を尊重する自覚から、
 やって気持ちいい、見てかっこいいしぐさが自然に
 生まれます。
 まずあいさつことばがきちんと言えることから始まり
 ます。呼ばれたら、「はい」と答えます。呼んだ人
 にこっと笑ってくれます。(中略)』
『日ごろから、親や大人の側がどんどんと「あいさしつ」
 ことばを使っていくことで、子どもたちも必ず大きく変
 わっていきますね。「ありがとう」は、家族同士でもひ
 んぱんに出てくるはずの言葉です。しつけの基本は
 まさに「ありがとう」なのです。家庭でのしつけ度はこ
 の言葉の頻度と正比例するかもしれません。』
仕事や営業や営業道場などで、いろいろな方と食事に
行く機会が多くあります。お店の方がおしぼり・お茶・
お酒・料理などを持ってきてくれた時に、自然に「ありが
とう」の言葉が出る人が2~3割ほどいらっしゃいます。
この比率が5割以上になると素敵な社会・日本が実現
します。ファイトがわいてきました。

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お手本と鏡・・・1/31

2009年1月31日(土)・・・No.1350

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(063)
越川禮子・林田明大著

「少年少女の江戸しくさ」(5) 「子どもは親の鏡」

著者曰く、
『子どもは親の言ったとおりにはならない、親のした
 とおりになるのです。』
『江戸幕府を開いた徳川家康の遺言は、「いかなる
 ことがあろうと、いくさはするな」でした。また江戸
 人は「たった一度の人生なのだから、楽しく気持ち
 よく生きよう」と思っていました。
 江戸っ子たちはこの思いを江戸しぐさに生かして
 伝えました。江戸しぐさは、「いくさがしたくなくなる
 しぐさ」です。また「いじめがしたくなくなるしぐさ」な
 のです。
 いまの子ども社会は、いじめや自殺など暗い話題
 が多いですが、一人でも多くの子どもたちが「生き
 る力」を身につけてくれれば、きっと解消されるでし
 ょう。私たち大人が率先して、子どもたちのお手本
 になることが、一番の解決への近道なのです。』
私の両親は私の鏡でした。お手本でした。父には「
への厳しさ」を、母には「他人への優しさ」を毎
日見せてもらい大きくなりました。貧しい家庭・家計
でしたが、これだけは両親から大きな遺産をいただ
いたと感謝しています。我が子や孫にも伝え続けた
い財産です。感謝!

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違っていい・・・1/26

2009年1月26日(月)・・・No.1345

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(062)
越川禮子・林田明大著

「少年少女の江戸しくさ」(4) 「尊異論」

著者曰く、
『私は子どもたちの前に立つとき、次のような願いを
 心に置いて臨んでいます。
 それは、この世にダメな子なんて一人もいないとい
 うこと。得手不得手はあっても、みんなこの世に必
 要な子どもたちだということです。』
『江戸しぐさの「尊異論」は上に立つ者、すなわちリー
 ダーの条件なのです。「尊異」とは「異なるものを尊
 ぶ」ということ。本当の意味で人間が平等であるこ
 とを、江戸人は「みんな違ってあたりまえ」として空
 気みたいにしていたのです。江戸は各地から集まっ
 た風習、習慣の違った、いわば異文化の人々が暮
 らす都でしたから、それぞれの違いを認め合って生
 きました。』
子どもへの深い深い愛情が子どもから信頼・尊敬され
るのであり、決して子どもに単に合わせることではない
と気づかされます。同時に「違っているのが当たり前」
いうことを基準にすると相互理解の素敵な世界が広
がります。詩人の金子みすずさんの詩と相田みつをさ
んの詩を思い出しました。やはりお二人の詩にも深い
愛情が流れています。
【根底に愛がある!】

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見習い・考え・実行・・・1/20

2009年1月20日(火)・・・No.1339

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(061)
越川禮子・林田明大著

「少年少女の江戸しくさ」(3) 「学び習う」

著者曰く、
『江戸では教育という言葉より、養い育む養育か、鍛え
 育む鍛育という言い方を好んだそうです。そして、上
 から下へと一方的な知識を与えるだけの教え育てる
 教育を続けていると、自立心のない人間になってしま
 うことを恐れたのだそうです。(中略)
 片手(五歳)になると、転んでも起こさず自力で起き上
 がるのを待ちました。この頃になると、子どものほうか
 ら積極的に、自発的に師や親、兄弟姉妹、世間様を
 見習わせ、見取らせたのだそうです。単なる知識の吸
 収のみに終わらず、常に自分の頭で考え、判断し、自
 分の言葉で適切に表現する力をつけさせました。
 そのため生きた人間関係の中で相手の目の表情、言
 葉の受け方、話し方、ものごし、しぐさなどを見取り、
 見習いながら体で覚えさせていきました。「見習い生」、
 「見取り図」とはどちらも江戸しつけ言葉の名残だそう
 です。』
現代の教育は、なんでも教えてマニュアルで懇切丁寧に
教えてしまいます。すると考える力や主体性がなくなり、
自律・自立する力が身につきません。やはり、見習う教
育の重要性がわかります。そのためには、見習う対象の
親や大人がしっかりとしたお手本・見本を示さなければ
何の役にも立てません。私の進めてきた「気づきの6K
教育」の理論的背景ができました。感謝です。 

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人間になること・・・1/15

2009年1月15日(木)・・・No.1334

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(060)
越川禮子・林田明大著

「少年少女の江戸しくさ」(2) 「心と躾」

著者曰く、
『犬と言う動物は、母犬から生まれ落ちた瞬間から三か月
 の間に、いろんなことをトレーニングしてしまわないと、
 凶暴な野犬になり、人間のいうことをきかなくなってしまう
 のです。』
『人間も生まれてしばらくは動物と同じです。本能のまま自
 然に野放しにしていたらどんな野生児になるかわかりま
 せん。人間もその点でまったく犬と同じ養育の必要性を
 感じ、よくよく人間を観察、研究し何年もかかって、
 「三つ 心、六つ躾、九つ言葉、十二文、十五理で末決まる」
 という段階的江戸養育法を生み出しました。』
人間は不完全で生まれてきます。それは、植物的要素と動
物的要素を持った「ヒト」という動物で生まれてきます。
そして、「ヒト」という赤ちゃんは両親と言う「人」によって「人」
になり、その「人」は友や先生など「人間」に交わって「人間」
になっていきます。
このことを江戸時代の人々はご先祖からの言い伝えなど経験
知の中で「段階的江戸養育法」を編み出したのでしょう。我々
現代人も、この先人の知恵を大切にしたいものです。

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江戸しぐさの意味・・・1/9

2009年1月9日(金)・・・No.1328

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(059)
越川禮子・林田明大著

「少年少女の江戸しくさ」(1) 「しぐさの意味」

著者曰く、
「江戸しぐさ」というときの「しぐさ」は、ただ形だけのしぐさ
 (仕草)ではありません。思う草、「思草」と書きます。
 「思う」はそのままの意味、「草」は植物の草のことではな
 く、「言い草」という言葉などで使われる「行為」という意味
 です。
 お年寄りが重い荷物を持っていてたいへんだと思ったら、
 とのくらい重いのだろうとか、段差のところで手伝おうとか
 躊躇せず、思い感じたなら駆け寄っていることです。
 近所の方と出会ったら、先方が気づくまで待っていようと
 いうのではなく、そのとたんにあいさつの声が出ることです。
 思草とは思いと行動はもともとひとつという「知行合一」の
 ことなのです。江戸しぐさは知識ではありません。世界に
 発信してもおかしくない、江戸の感性なのです。』
この本は、「江戸しぐさ」を通じて人間に大切な心と躾につい
て書かれた素敵なものです。この本で「躾」について考え研
究させていただきます。ぜひお買い求めいただきご一緒
考えていきませんか。
※三五館刊・1300円+税

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女性は家庭の太陽・・・1/4

2009年1月4日(日)・・・No.1323

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(058)

家庭教育21カ条
(21) 「家庭の太陽」

森信三先生曰く、
『女性は「家庭」という王国にあっては、まるで太陽の
 ように、家族全員の心を温めて、その諸々の生命を
 育みそだてること、あたかも地上の樹木に対する太
 陽のようなものだというほどの意味なわけです。それ
 ゆえ、もし太陽であるはずの女性に、そうした自覚が
 欠けているとしたら、その家はまるで曇天のようであ
 り、あるいは夕暮れどきのようであったり、さらに甚
 だしい場合には、夜中に寒風が吹き荒れているよう
 な家庭さえ、時には無いでもないわけであります。』
『そもそも女性というものは、家庭における太陽である
 と共に、民族における「大地」にも比すべきものと言え
 ましょう。何となれば、女性は子を生みかつ育てると
 いう民族の神聖な使命を負わされているが故です。
 したがって、女性の弛緩は民族の弛緩となり、女性の
 変質は民族の変質につながります。言うなれば、民族
 の将来は女性のあり方如何によって決まると言っても
 過言ではないわけです。』
昨今の社会・家庭を見ていると、森先生が危惧しておら
れたようなひどい状況になってきました。私たち男はど
のような年齢になっても子どもぽく愚かな面を持ってい
ます。母・妻である女性が賢明であったおかげで家庭が
維持できていたのだとつくづく思います。
※森先生の著「人間教育は両親の責任!!」読了

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教育には忍耐・・・12/29

2008年12月29日(月)・・・No.1317

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(057)

家庭教育21カ条
(20) 「絶大な忍耐」

森信三先生曰く、
『わが子の教育には実に絶大な忍耐心がいるわけ
 です。しかもこうした事一つが出来ないようで何が
 教育でしょうか。教育には、あせりは禁物です。
 教育には、近道はないのです。一つ一つ小石を丹
 念に積み上げるより外ないわけです。何しろ教育
 とは、人間の生き方のタネ蒔きですから、そうたや
 すくはゆくはずがないのです。それ故そこには、隠
 れた人知れぬ絶大な忍耐心が必要なわけです。
 このように、わが子を正しく育てる母親になるため
 には、その基盤として実に「絶大な忍耐心」がいる
 わけです。しかもそうした忍耐心たるや、ひとりわ
 が子を育てる上に必要なだけではなくて、実に人
 として生きる上に、いかなる人にとっても、非常に
 大切なことは、今さら申すまでもない事でしょう。』
森先生の「教育とは流れる水に字を書くがごとし」と
の言葉が浮かびます。自分のことでさえ思い通りに
ならないのに他人の教育というのはもっと思い通り
になりません。忍耐心がどうしても必要になります。
 

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テレビ対策が必要・・・12/24

2008年12月24日(水)・・・No.1312

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(056)

家庭教育21カ条
(19) 「テレビ対策」

森信三先生曰く、
『現在わたくしが、家庭教育について最も憂慮にたえない
 のは、実はこのテレビ問題なのであります。今日このテ
 レビ問題を軽視している人がもしあったとしたら、その
 人に子どもの家庭教育について云々する資格などある
 ものか、とさえ申したいほどであります。それほどわたく
 しはこのテレビ問題を重視し、これに対する根本態度を
 確立する必要を痛感している者であります。』
『テレビのために子どもたちは、ますます読書の習慣から
 縁遠い人間にせられている事実は、一たいこれをどう
 考えたらよいでしょう。改めて申すまでもないことながら
 読書というものは、ある程度人間の積極的な集中力を
 必要とするものですが、テレビにいたっては、全く受動
 的消極的で何らの努力もしない全くのフヌケ人間に、
 子どもたちを変えてしまう、実に恐るべき悪魔の魔術の
 現代版というべきものであります。それ故これも改めて
 いうを要せぬことながらテレビこそは、家庭学習を妨げ
 つつある最大強敵なのであります。』
森先生が昭和五十年代に懸念・危機感をいだいておられ
たことが、30年たった現代の家庭崩壊・殺人事件になっ
て現われてきています。テレビそのものに責任があるの
ではなく、テレビをどのように活用するかの人間・自分の
大きな課題が押し寄せています。

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生活規律を持とう!・・・12/18

2008年12月18日(木)・・・No.1306

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(055)

家庭教育21カ条
(18) 「生活規律をもとう」

森信三先生曰く、
『わたくしは、車内でのきまりとして、どんなに疲れていても、
 また読書に没頭していても、(1)足元の不確かな老人か、
 (2)又は赤ん坊を抱いた夫人が乗り込んでくると、間髪を
 入れず必ず起きって座席をゆずることにしています。これ
 は私が多年、乗物内で実行している一つの生活規律です。
 もひとつ、わたしの実践規律は、紙屑をひろうということで
 す。わたくしは、かつて神戸大学在勤の七年間、就任の翌
 日から退職のその日まで、見つかった紙クズはすべて拾っ
 たものです。ところが現在勤めている海星女子大学では、
 13年間廊下に紙クズの落ちていたことは一度もありませ
 ん。』
森先生を尊敬するのは実践学だからです。世の中の多くの
先生方は、口だけは立派なことをお話しされても自分は実践
しておられないことが見受けられます。私自身も有言実行で
なければならぬといつも戒めております。
 

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親切な人間・・・12/13

2008年12月13日(土)・・・No.1301

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(054)

家庭教育21カ条
(17) 「親切な人間に」

森信三先生曰く、
『わたくしは、「人間教育」の目標として
 (1)一たん決心したことは必ずやの抜く人間に
 (2)ホンのわずかでもよいから、とにかく他人のために
   つくす人間に
 という二カ条を掲げましたが、このた第一は、要するに
 意志力の鍛練ということです。そしてその秘訣は、わが
 子を「腰骨の立った人間にする」こと以外に、方法はな
 いとまで力説したのですが、さて次の第二は、かいつま
 んで言えば「人に対して親切な人間に」ということだとい
 ってよいでしょう。』
『わたくしたちは、できるだけ人の気持ちを察する人間に
 なり、子どもたちにもそのタネ蒔きをしなくてはなるまい
 と思うのです。そしてこれこそが真の情操教育の眼目で
 はないでしょうか。情操教育の根本は、「忍びざるの心」
 即ち人に対する思いやりの情を養うところにその根本が
 あると申してよいでしょう。』
自分をしっかり持ち、その上で人に親切にする人は素晴
らしいの一言に尽きます。このことは自分をしっかり持つ
人でなければ、人に親切にする人間力が備わっていない
とも言えるかも知れません。

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褒められると・・・12/7

2008年12月7日(日)・・・No.1295

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(053)

家庭教育21カ条
(16) 「ほめるということ」

森信三先生曰く、
『そもそも人を「ほめるということ」は、土壌に水をやり、
 肥料をおくような仕事ともいえましょう。また「ほめる
 とうことは」は、その芽ばえにそそぐ太陽の熱と光に
 も相当するもので、植物の成長に欠くべからざる第一
 必須の根本条件なのです。それと共に、もひとつ「ほ
 めるということ」は、相手を受け入れ態勢にさせるコツ
 でもあります。いわば伏ったコップを上向けにする卓
 効をもつものなのです。ところがわれわれは、相手に
 心の受入れ態勢が出来ていないのにお説教しがちで
 すが、これはまるで伏ったコップに水を注ぐようなもの
 で、あたりを汚すばかりです。ですからまず心のコップ
 を上向けにすることが、第一の先決問題なのです。
 それには、とにかくわが子を「ほめる」というこで、これ
 一つできないようでは、いくら家庭教育といってみても
 空念仏です。』
人間関係づくりの上手な人は、相手の良いところを探し
す。一方、人間関係づくりの下手な人は、相手の悪い
ところを探します。この違いは大きな差を生み出します。

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自己を律する・・・12/2

2008年12月2日(火)・・・No.1290

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(052)

家庭教育21カ条
(15) 「節制の美徳」

森信三先生曰く、
『今日のように過剰ともいえる物の豊かな時代に、
 育ちつつあるわが子に「物を大切に!」という躾
 をすることは、まことに容易なことではないともい
 えましょう。しかしやり方しだいでは、必ずしもむ
 ずかしいことではないともいえましょう。そしてそ
 れには、何か一つの物にしぼり、何か一つの事
 をつづけて、その物の最大活用を会得させる他
 ないでしょう。(中略・・・物を大切に使う事例)
 そしてそうしたいろいろなやり方を考えだすのが、
 母親としての知恵というものでしょう。とにかく、
 教育ということは、一つのことを徹底してつづけ
 させなくては、効果を発揮しないものなのであり
 ます。しかもそれをまた、後につづく人にタネマ
 キすることが大事です。』
「教育とは一つのことを徹底し続ける」のことは、
恥ずかしながら50才くらいになってやっと実感で
きました。それまでは、いろいろなことを知ってい
ることが良いことだと思っていましたが、身につけ
て実行出来なければ宝の持ち腐れであると気づ
きました。

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シマリある人・・・11/26

2008年11月26日(水)・・・No.1284

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(051)

家庭教育21カ条
(14) 「人間のシマリ」

森信三先生曰く、
『わが子に対して一体どういう躾が大事かと申しますと、
 第一にハキ物を脱いだら必ずそろえ、席を起ったら
 必ず椅子を入れる子にしつけるという事です。それと
 いうのも、ハキ物をそろえるということは、経済のシマ
 リとも大いに関係のあることだからであります。今ここ
 に二人の姉妹がいるとして、どちらが将来金で困るか
 どうか、またその程度加減を一たい何によって判断し、
 予測できるかと申しますと、それは結局その「ハキ物
 のそろえ方」如何によって判るのであります。つまり
 それほどまでにハキ物のしまりというものは、その人
 の人間としてのシマリを現わすものなのであります。
 つまりその人の人間としてのシマリは、まず経済として
 の、すなわち金のシマリとなって現われるのであります。
 ですから、どうぞハキ物のしつけは、単に見苦しいから
 というだけでなくて、人間のシマリからお金のシマリに
 もつながるものとして、幼い二、三才ころから仕込みた
 い大事な躾のひとつなのです。』

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餓えることも必要・・・11/21

2008年11月21日(金)・・・No.1279

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(050)

家庭教育21カ条
(13) 「物とこころ」

森信三先生曰く、
『「物が豊か過ぎると、心はかえって衰弱する」といわれて
 いますが、これは宇宙的真理のようです。近ごろ街には
 (中略)季節を問わず四季とりどりの食物を口にするよう
 になりましたが、その反面、何か失われてゆくものもある
 ようです。物が豊かに容易に手に入るということはまこと
 に結構なことですが、その反面、確かに人間の精神力が
 だんだん衰弱していくように思われます。ですから、食べ
 物のスキ・キライを言う子どもが増えているようです。また
 ご飯やお菜を食べ残す子どもがふえているようです。これ
 は子どもだけに限らず、大人の親たちにも増えているよう
 です。』
『あのスキーヤーで有名な三浦雄一郎氏が、「負けない男の
 子にする本」の中で書いていられますが、「子どもには汗を
 流させ、ときに飢えさせろ!」と力説され、「物があふれ、
 暖衣飽食してヌクヌクとしている現代日本で、いちばんの
 ご馳走は腹ペコになることかも知れない。そして子どもたち
 には、いちど飢えさせてみる必要がある」そして「人間はこ
 れまで体験したことのないひもじい思いを、何度か繰り返す
 うちに、何か精悍な生きものに変わってくる。眠っていた野
 性が少しづつ目覚めてくるのである」と書いてありますが、
 全く同感です。』
暖衣飽食の中で生きる私にはズッシリとくる言葉で反省しき
りです。感謝と謙虚さを忘れてはならないと痛感しています。

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親が手本を示す・・・11/15

2008年11月15日(土)・・・No.1273

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(049)

家庭教育21カ条
(12) 「家庭学習」

森信三先生曰く、
『家庭学習の、いちばんの土台は、小学校の一年と
 二年では、国語の本を毎日必ず朗々と声を出して
 読むということです。そして堂々と自信を持って読
 めるようにすることです。ところがこれがあまりに
 簡単な事柄なので・・・朝のあいさつと返事もそうで
 すが・・・この事が如何に大事かということの分かる
 人は極めて少ないようですが、実に遺憾千万なこと
 です。これは、農業でいったら「土」を肥やすのに当
 たります。』
『読本の朗読ですが、それには親が一ぺん、子が一
 ぺん、かわりばんこに各々二十回以上読むのです。
 もし内気な内向性の子どもさんだったら、親が二へ
 ん、子どもが一ぺん、そして子どもが二十回に達す
 るまで読む。ですから親は四十回読むわけです。
 このように親がまず軌道をつくって、その上にキチン
 と車を乗せて発車させるというわけです。』
親が手本を示すことが躾・勉強の基本だということが
よくよく分かりました。上司も部下の手本でなければ
ならないと痛感しました。

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兄弟ゲンカの背景・・・11/10

2008年11月10日(月)・・・No.1268

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(048)

家庭教育21カ条
(11) 「兄弟ゲンカ」

森信三先生曰く、
『兄弟ゲンカというものは、親が不在の時にはゼッタイに
 しないもので、いわば親への一種の甘えが、無意識に
 隠されているものなのです。ですからつかず離れずの
 態度で、冷静かつ賢明な傍観者的態度をとる他ないも
 のなのです。それ故、無下にどちらか一方ないし双方
 を叱りつけるなどという事は、母親としては甚だ気の利
 かぬ不粋な態度というべきでしょう。』
私も兄とよく兄弟ゲンカをしましたが、ほぼ例外なく母親
や姉の前でしていた記憶があります。やはり甘えや自分
をかまって欲しい心理があったように感じます。決して、
父親の前では兄弟ゲンカはしませんでした。なぜなら、
父親は怖い存在だったからです。
やはり、母の愛と父の厳しさの中で育っていたのだと、
今になって感謝の念でいっぱいです。
【子どもの言動には意味がある】

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早起きのコツは?・・・11/4

2008年11月4日(火)・・・No.1262

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(047)

家庭教育21カ条
(10) 「我が子の健康問題」

森信三先生曰く、
『ひとつ健康についていえば、睡眠の問題があります。
 ところでこの睡眠について根本的な問題は何かと
 申しますと、年令の少ないうちは、なるべく眠るよう
 にさせる。そして、だんだん大人に近づくに従って、
 次第に短縮していくのですが、子供の内は十分に
 眠らすことが、子どもの健康上根本的な事と思いま
 す。そこで大事なことは、夜は早く寝かして、朝早く
 起きるようにさすということです。それにはただ口だ
 けで「早く寝なさい。早く寝なさい。」といってもダメな
 んで、とにかく朝になったら、いかに眠たがっても、
 早く起こしてしまうのです。そしてそれを何日かつづ
 けていますと、子どもは自然に早寝早起きになるわ
 けです。』
このことは実感として納得できます。私は朝4時~5時
頃に起きてしまいますが、夜の10時くらいには自然に
眠くなってきます。考えてみれば、朝から晩まで一所懸
命に働くのですから眠くならないほうがおかしいのです。

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家事のお手伝い・・・10/30

2008年10月30日(木)・・・No.1257

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(046)

家庭教育21カ条
(9) 「女子の教育」

森信三先生曰く、
『女の子には、家庭教育において何が一番大事かと
 申しますと、先ず「家事」を手伝わせる以外に道は
 ないと思います。女の子は小さいころから、家事の
 手伝いをさせて、家事に慣れ親しむように育てると
 いうことです。現在多くの家庭のように、女の子で
 ありながら大きくなるまで、ろくに手伝いひとつさせ
 ないで育ててしまっては、結婚していざ家事をしな
 ければならなくなった時、とかくめんどうがるのは
 当然です。』
『目的はわが子自身の将来のために、躾けてかねば
 可哀想だという母親の愛情から出ることです・・・』
我が家も妻が娘にお手伝いをさせてくれていたおか
げで、料理も洗濯も掃除もまがりなりにやって家庭
円満の礎を築いているようです。有難いことです。

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姿勢の良い人間・・・10/24

2008年10月24日(日)・・・No.1251

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(045)

家庭教育21カ条
(8) 「立腰は性根を入れる」

森信三先生曰く、
『人間として大事な事の第一として、「一たん決心したら、
 たとえ石にかじりついても必ずやり抜く人間に」そして
 第二としては、「人に対して親切な人間に」という二カ条
 を申し上げていますが、そのうち「一たん決心したら、
 たとえ石にかじりついても必ずやり抜く人間」にするに
 は、一体どうしたらよいでしょうか。(中略)
 それは「つねに腰骨を立てている人間になる」ということ
 であります。(中略)つまり性根のシャンと入ったリッパな
 人間にするために、いわば大黒柱を打ち立てるようなも
 のなのです。』
仕事やスポーツで真に活躍し続けている人は、姿勢が良
いことが共通点だとは感じていましたが、森先生にここま
でしっかりと言っていただけると確信が持てます。
自分自身、これから身も心も姿勢の良い生き方を目指し
ます。
 

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家庭教育の目標は・・・10/19

2008年10月19日(日)・・・No.1246

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(044)

家庭教育21カ条
(7) 「家庭教育の目標」

森信三先生曰く、
『わが子の家庭教育においては、いったい何を中心
 目標とするか、それがハッキリしていることが、非
 常に大切なことだと思うのです。ところが実際問題
 となりますと、この点の確立しているご家庭は、意
 外なほど少ないのではないでしょうか。だいたい弓
 を射る場合に、的がなくてはその意味がないように、
 いやしくもわが子を育てるのに、「どういう人間にな
 ってほしい」という目標がハッキリしていないという
 ようでは、親としてのつとめの果たせないのも、むし
 ろ当然と言われても、全く一言もないわけであります。』
『こうした、わが子にたいする目標とか親の「心願」と
 かは、何も子供に言わずとも、両親の念ずる思いの
 深さに応じて、言わず語らずのうちに、いつしか匂い
 のように、自然と伝わるものでありましょう。』
自分に家庭教育の目標があったかというと無かったと
恥ずかしくなりますが、親としての「心願」はありました。
それは「元気に明るく成長して欲しい」でした。
 

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夫婦円満の効用・・・10/13

2008年10月13日(木)・・・No.1240

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(043)

家庭教育21カ条
(6) 「夫婦円満の秘訣」

森信三先生曰く、
『夫婦というものは、一日に一度は二人きりで話す
 機会を持つように・・・』
『男というものは、どうしても前向きであり、どんど
 ん仕事の上で先を歩いて行くのはいいとして、妻
 のおくれた地点まで毎日戻ってこなくてはならぬ』
『夫婦のあり方の如何によって、家庭の雰囲気が
 大きく左右され、そしてそれを鋭敏に甘受するの
 が外ならぬ子どもたちであります。そういう意味で
 夫婦のあり方こそ、子供の「人間教育」に対しては
 実に基盤的な意味を持ちます。』
子どもはいつも両親の言動をお手本にしていること
を忘れてはならないものです。自分の今までの夫婦
関係はどのようであったかと振り返っています。
【夫婦円満は子どもを素直に成長させる】

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夫婦喧嘩の代償・・・10/8

2008年10月8日(木)・・・No.1235

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(042)

家庭教育21カ条
(5) 「夫婦喧嘩」

森信三先生曰く、
『青少年の「非行化問題」ですが、その根本原因は
 何かととうに、それを突きつめていきますと、一言
 で申せば結局「家庭が正常でない」ということに尽
 きると言ってよいでしょう。つまり端的に申しますと、
 非行少年の生まれるのは、家庭が面白くないとい
 うのが、その最大の原因といってよいでしょう。』
『夫婦ゲンカを全然無くするということは、出来ない
 にしても、せめてわが子のいる前だけは、それこ
 ゼッタイに夫婦喧嘩はしない・・・という根本原則を
 確立して、これを厳守するというわけです。実際、
 両親の不和や喧嘩ほど子供にとって家庭を不愉快
 にするものはないと言えましょう。したがって、それ
 がたび重なりますと、子供さんのうち、外交的な性
 格の少年は非行化の方向へはしり、また内向的な
 子はノイローゼになり、ヒドイ場合は「自閉症」や「
 登校拒否」となって、親たちは手ひどいシッぺ返し
 を受けるのであります。』
夫婦喧嘩は悪いお手本を見せているのですが、夫婦
円満の家庭は人間としての素敵なお手本を示してい
るとも言えます。
 

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父親の偉大さ・・・10/2

2008年10月2日(木)・・・No.1229

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(041)

家庭教育21カ条
(4) 「父親の生き方」

森信三先生曰く、
『わが子の「人間教育」とりわけその基本としての
 躾けの責任は、その九割までは母親にあるので
 あります。では父親の役割はといえば、それは
 自分の人生観にもとづいて人間としてのその生
 き方の種蒔きをする所にあるわけです。そして
 その為に父親というものは、わが子の一挙一動
 について一切小言を言わないというのが、わが
 子に対する父親の根本態度ではなかろうかと思
 います。そしてそこにかえって父親の威厳という
 ものがあるわけです。』
『これだけはゼッタイ許せないという問題、放って
 置いたらわが子の一生にかかわる問題だと察知
 した事柄に関しては、断乎として叱るべきが、また
 父親のあるべき態度でもあります。しかしそういう
 大事な注意は子どもの一生に三度を超えてはな
 らぬということです。同時にかくあってこそ、当の
 子どもの生活においても永く忘れえない刻印とし
 て、その心に刻まれ、子どもの生き方の上に一大
 光明となる事でしょう。』
私の父親の姿勢・態度を見ていると森先生の言って
おられることを実践していたのだと今気づきました。
【父親の偉大さは死んでから分かる!】

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父親としての本分・・・9/26

2008年9月26日(金)・・・No.1223

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(040) ~

家庭教育21カ条(3) 「父親の立場・責任」

森信三先生曰く、
『いかなる事情がありましょうとも父親軽視のタネマキ
 だけは絶対にいけません。と申しますのも我が子が
 「父親軽視」になり、やがて「父親」に対する不信感
 に陥りますと、わが子を根本的にダメにしてしまうか
 らです。ですから、わが子が真に可愛いのでしたら
 「父親軽視」のコトバや態度はゼッタイに根こぎにし
 なくてはなりません。』
『男と女とでは、それぞれその責任分担の違いがある
 わけです。それにしてもわが子の「人間教育」は、
 90%まで母親の全責任と言っても決して過言では
 ないでしょう。ただ父親といたしましては、自分の仕
 事に対して真剣に打ち込む姿そのものが何よりの
 教育と申してよいでしょう。したがって父親としまし
 ては、何より自分の仕事に対しては、身を粉にして
 も全力的に取り組むことこそ何よりの男の本分と申
 してよいでしょう。』
母は優しくある、そのためには父は厳しくたくましくな
ければならないとつくつ゜く思います。
【これからも身を粉にして働きます!】

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我の出ないうちに・・・9/20

2008年9月20日(土)・・・No.1217

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(039) ~

家庭教育21カ条(2) 「親の言うことをよく聞く子」

森信三先生曰く、
『家庭教育の根本は実に「しつけ」であって、これが
 人間教育のスタートです。しかもこのしつけの根本
 は三つの事柄を徹底させれば、それでいちおう親
 の責任は済むとも言えましょう。ここで済むという
 のは人間としての「軌道」に乗せるという意味であ
 って、わが子を人間としての軌道に乗せるには、
 そんなに色々とたくさんのことはいらないのですが、
 ほとんどのお母さん方はこの点についてご存じない
 ようです。その根本的な躾とは、
 1.朝必ず親にあいさつをする子にすること。
 2.親に呼ばれたら必ず、「ハイ」とハッキリ返事の
   できる子にすること。
 3.ハキモノを脱いだら必ずそろえ、席を立ったら
   必ずイスを入れる子にすること。
 この躾の仕方のコツはと申しますと、それにはまず
 母親自身がおこなうことです。』
子どもに我が出ないうちにお手本を示してしっかりと
習慣・習性にしてしまうことです。

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人間教育は家庭教育・・・9/14

2008年9月14日(日)・・・No.1211

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(038) ~

家庭教育21カ条(1) 「子どもの躾は母親の全責任」

森信三先生曰く、
『教育というものを大きく分けて第一家庭教育、第二学校
 教育、第三社会教育というふうに考えられていますが、
 しかしこのうちで真の「人間教育」の場は家庭だけであ
 って、残念ながら学校教育には多くを期待できないとい
 うのが実情です。』
『結局、「人間教育」の真の基礎は家庭であって、しかも
 その8~9割までは「母親」の責任なのです。つまり「人
 間教育」という点では、残念ながら学校教育には大した
 期待ができないということです。というのも学校というと
 ころは、何といいましても結局知識を教えることが主で
 あって、良い先生やリッパな校長先生に出逢いますと、
 学校でも立派な人間にして頂けますが、現状ではこれ
 は実際には困難と思わねばなりますまい。』
これほど明確に家庭教育が「人間教育」の場であり、その
責任は母親にありと言いきられるとすっきりします。私も
母親に人間としての基礎を授けられ、父親に人間としての
生き方のお手本を示してもらったと実感します。

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不思議を知る・・・9/8

2008年9月 8日(火)・・・No.1205

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(037) ~

     不思議の理解

【三つ心、六つ躾、九つ言葉、文十二、理十五で末決まる】
【理十五】・・・十五歳までに、人間・社会人・職業人としての
        各種「理(ことわり)」を理解している。
6.「真理」の理解・・・宇宙・自然の仕組みや大切さの理解。
             生かされている命。
  昔、地球は動かずに太陽が動いていると信じられていま
  した。誰もこんな大きな地球が動いているなどとは考えら
  れませんでした。しかし、真理は地球が自転しています。
  宇宙や自然は不思議なことばかりですが、多くの先人た
  ちの努力で、しくみや原理が解明されてきました。
  これらの真理を知った時に何か計り知れない大きな力に
  よって、宇宙・地球・自然は制御され見守られているよ
  に感じるのです。そして、見守られていることに感謝して、
  自分の力だけでは及ばないことがあることで謙虚になら
  ざるを得ません。
  自分に出来ることは努力するけれど、自分でどうすること
  もできないことは謙虚に受け入れるのが人間の道です。

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経理の力をつける・・・9/2

2008年9月 2日(火)・・・No.1199

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(036) ~

     経理の力

【三つ心、六つ躾、九つ言葉、文十二、理十五で末決まる】
【理十五】・・・十五歳までに、人間・社会人・職業人としての
        各種「理(ことわり)」を理解している。
5.「経理」の理解・・・お客様の支持をいただく「信用」「商道」
             の理解。計数・計算の理解。
  人間である証の特徴的なことは、「言葉・文字・数字」を活
  用できることです。そのうちでも数字がつかえることにより
  人間に物事を定量的に把握する力が備わりました。
  その結果、いろいろな発見や発明が生まれ文明が発達し
  てきました。その発展型が経営などの状況を定量的に把
  握する「経理」です。経理の「経」はお経の経であるとも言
  われています。一生懸命お客様に尽くしたり社内努力した
  ことの積み重ね結果を計るから「経理」であるとも言われ
  ています。また経路の経であるとも言われます。経路・経
  過(プロセス)を理路整然と整理することが経理であるとも
  いわれます。いろいろな説がありますが、物事を論理的に
  整理する力・方法であると言えます。
  ぜひ身につけたい能力であることは間違いありません。
     

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道理は人生を楽にする・・・8/28

2008年8月28日(木)・・・No.1194

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(035) ~

     道理にかなっているか

【三つ心、六つ躾、九つ言葉、文十二、理十五で末決まる】
【理十五】・・・十五歳までに、人間・社会人・職業人としての
        各種「理(ことわり)」を理解している。
4.「道理」の理解・・・結果には原因がある理解。
             善循環・悪循環の理解。
 いつのころから、因果の関係や善循環・悪循環の不思議
 さを考えるようになりました。そして、宗教書はじめ様々な
 本を読み進めるうちに世の中には様々な道理・原理原則
 があることを学びました。
 いろいろな迷いや不安事項を解決する時に、この道理を
 知っていることは解決の近道です。善循環になる法則を
 知っていることは人生・仕事を楽に生き生き過ごすことが
 できます。
 これらのことを短く言い表している言葉が、格言や諺であ
 ることにも気づきました。何も知らずに結果に一喜一憂
 するのではなく、経過(プロセス)をしっかり積み上げるこ
 とができれば怖いものや不安が払しょくできます。
 道理は先人からの知恵の贈り物です。
           

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物事の現象に興味を・・・8/23

2008年8月23日(土)・・・No.1189

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(034) ~

     物理に興味と理解

【三つ心、六つ躾、九つ言葉、文十二、理十五で末決まる】
【理十五】・・・十五歳までに、人間・社会人・職業人としての
        各種「理(ことわり)」を理解している。
3.「物理」の理解・・・物事のしくみや原理などの理解。
             製造から消滅までの理解。
  小学校時代にニュートンのリンゴが木から落ちる「重力」
  の発見を知った時の新鮮な驚きや、漫画本でタイムマシ
  ンなどで空間と時間を自由に行き来できる空想をした思
  い出など世の中には知らないこと不思議なことが存在す
  るものだと感じて成長してきました。
  突きつめてゆけば、私たちの生活や仕事は物や時間・
  空間をどのように活用するかの知識・情報・創造であると
  も言えます。これら物理の原理原則と応用を学ぶことは
  とても大切なことです。
  子どものころから物事の原理や現象に興味関心を持ち、
  物事を大切にする大人に成長したいものです。

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自分中心を捨てる・・・8/18

2008年8月18日(月)・・・No.1184

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(033) ~

     人間心理の理解

【三つ心、六つ躾、九つ言葉、文十二、理十五で末決まる】
【理十五】・・・十五歳までに、人間・社会人・職業人としての
        各種「理(ことわり)」を理解している。
2.「心理」の理解・・・人間心理の理解、自己・他者理解。
             社会心理の理解など。
 人間の心を理解する人は好まれます。相手の心理をしっ
 かりと理解し「相手(お客様)満足」を提供した人が人生・
 仕事好結果を得ています。
 このようなことは、ほとんどの人が頭では理解できますが、
 実際言動となると「自分中心」になっています。わかっち
 ゃいるけれど実践できていない人が大多数です。人間は
 放っておくと「自分中心」の心理と言動が働きます。人間
 の欲深さ・身勝手さ・自分本位の言動を捨て去り、相手の
 立場に立つ訓練・修練を積まねば人間心理を真に理解し
 たとは言えません。
 また、流行・不景気・好景気など集団・社会心理についても
 学習しておくことが大切です。社会の流れや変化も見極め
 て適応することができてこそ「人間」であり「大人」としても認
 められます。
【まずは自分の心理状況を素直に受け取ろう!】

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人間として如何に!・・・8/13

2008年8月13日(水)・・・No.1179

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(032) ~

     人間としての道

【三つ心、六つ躾、九つ言葉、文十二、理十五で末決まる】
【理十五】・・・十五歳までに、人間・社会人・職業人としての
        各種「理(ことわり)」を理解している。
1.「倫理」の理解・・・人間として為すべきこと守るべきこと
             の理解。人間としての生き方(人道)。
 昨今、偽装や虚偽の事件が多く発生しています。経営者
 や政治家などお手本であるべき人々が平気で世の中に
 誤魔化しや嘘を発信しています。悲しいことです。いくら
 能力や地位が高くとも人間としては最低の行為です。
 このような事件は、人間としていかにあるべきかを子ども
 の頃からの教育が重要であるかを教えてくれます。
 「嘘つきは泥棒の始まり」「人様から後ろ指を指されるよう
 なことをしてはならぬ」「人様にお役に立つことをしなさい」
 などなどと親や先人が子どもにしっかりと教えなければな
 りません。
 そして、現代人が持つ「損得」中心の価値観から、「善悪」
 中心の価値観に戻さなければなりません。

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人の気持ちに応える・・・8/8

2008年8月8日(金)・・・No.1174

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(031) ~

     人の気持ち

【三つ心、六つ躾、九つ言葉、文十二、理十五で末決まる】
【文十二】・・・十二歳までに文字の読み・書きと文書が書けて、
        両親の代筆ができるようになる
6.「大人文章③・・・お祝い・お見舞い・詫び状等が書ける
 公式文章は記入例やルールがあり作成することができます。
 しかし、お祝い・お見舞い・詫び状などは、相手の性格・立場
 などがお一人お一人違いますし、状況もまちまちです。
 このような中で、お祝い・お見舞い状を書くことは「相手の気
 持ちや状態を把握・推察し一番ふさわしい文面を考えなけれ
 ばなりません。例えば、お祝い状などの喜び事項については、
 「相手の喜びを祝う自分の喜びを伝える」ことが大切であり、
 お見舞状・弔事については「相手の苦しみや悲しみを共有化
 して物心両面の援助を伝える」ことが大切になります。
 これらを実現するには、文字や文章力以外に人に対する気
 配りや心配りができる人間性を磨かねばなりません。
【人の気持ちがわかる手紙を書く!】

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公式文書を書く・・・8/3

2008年8月3日(日)・・・No.1169

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(030) ~

     公式文書

【三つ心、六つ躾、九つ言葉、文十二、理十五で末決まる】
【文十二】・・・十二歳までに文字の読み・書きと文書が書けて、
        両親の代筆ができるようになる
5,「大人文章②・・・申請書や報告書など外部に出す公式
             文書や手紙が書ける
 社会で生きてゆくには、さまざまな場面で申請書や報告書を
 書くことが多いものです。受験願書・入学願書・履歴書・婚姻
 届・報告書・提案書・・・等挙げたらきりがありません。子ども
 から大人になるということは、社会で生きると言うことですから
 避けて通れません。 
 しかし、これらの文書を書くことが苦手だと逃げたり、提出が
 遅い人が意外に多いものです。さっさと書き提出する人は仕
 事のできる人の特徴と言ってもよいほどです。そして、立派な
 社会人(大人)である証とも言えます。
 

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挨拶状で大人になる・・・7/28

2008年7月28日(月)・・・No.1163

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(029) ~

     挨拶状

【三つ心、六つ躾、九つ言葉、文十二、理十五で末決まる】
【文十二】・・・十二歳までに文字の読み・書きと文書が書けて、
        両親の代筆ができるようになる
4.「大人文章①・・・お礼状・年賀状・暑中見舞いなどの挨拶
             状を書き出している。
 今は電話やメールなど便利な時代となりましたが、お中元や
 お歳暮などの贈り物を頂いた時にお礼状を書いて出すことは
 大人である証です。その人の品格が漂っています。
 日本の良き伝統でもあり、気配り・心配りできる日本人として
 は最低限度、お礼状や年賀状・暑中見舞いくらいは書ける人
 でありたいものです。
 文字が下手だと言う方がいらっしゃいますが、文字は書いて
 いるうちに自然と上手になるものです。お坊さんやお相撲取り
 が字が上手といわれるのは、色紙などを数多く書いている内
 にどんどん上達されるのです。「文字が下手だ」と言い続ける
 ことは、「は努力しない人です」と宣言しているのと同意語
 であるとも言えます。手紙を書くことは文字も上手になり人間
 関係も良好になる素晴らしいことなのです。

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記録は人類の資産・・・7/23

2008年7月23日(水)・・・No.1158

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(028) ~

     記録すること

【三つ心、六つ躾、九つ言葉、文十二、理十五で末決まる】
【文十二】・・・十二歳までに文字の読み・書きと文書が書けて、
        両親の代筆ができるようになる
3.「大人文字③」・・・学んだこと・聞いたことを筆記・記録(メモ)
             をしている。
 学校でノートをしっかりと取ることができる人は学業成績も
 優れています。社会でも仕事についてしっかりとメモ・記録
 できる人は優秀な人です。その基礎力を学校で身につけて
 きた人は社会でも活躍できます。
 また記録すると言う行為は、文明が発展して文化が伝承さ
 れたことにも活かされています。私たちの先祖が自分の経
 験したことや発見したことを書き留めてくれたものを読んで、
 先人の知識・知恵を活用させてもらうことで時間や資源の
 無駄を省いてきました。記録は人類にとってのすごい資産
 だとも言えます。

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筆記力を強化する・・・7/17

2008年7月17日(木)・・・No.1152

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(027) ~

     読み書き

【三つ心、六つ躾、九つ言葉、文十二、理十五で末決まる】
【文十二】・・・十二歳までに文字の読み・書きと文書が書けて、
        両親の代筆ができるようになる
2.「大人文字②」・・・文字(漢字)をしっかり書ける。
             感想文・作文が書ける。
 文字を書けることは人間である証です。そして、漢字を書け
 ることは大人への第一歩です。そして、読書感想文などが書
 けると「読書力」と「筆記力」が身についた証です。
 しかし、近年の急激なパソコンや携帯電話の普及で、「漢字
 を書けなくなった」と嘆いている現代人が多くなりました。漢
 字を書く「筆記能力」が後退して、どの漢字を選ぶかの「選択
 能力」は強くなっています。
 今までの人は「筆記能力」から「選択能力」へ移行しています
 が、これからの若い人は「選択」する場面ばかりになりますの
 で、「筆記能力」が身につかない恐れがあります。よほど留意
 して「筆記能力」を強化しなければなりません。

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読み・書き・計算・・・7/12

2008年7月12日(土)・・・No.1147

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(026) ~

     読み書き

【三つ心、六つ躾、九つ言葉、文十二、理十五で末決まる】
【文十二】・・・十二歳までに文字の読み・書きと文書が書けて、
        両親の代筆ができるようになる
6.「大人文字①」・・・マンガ本から卒業している。文学書・
             歴史書・古典・哲学書などが読める。
 電車の中で30~40歳代の男性がマンガ本をむさぼるよう
 に見ている姿をよく見かけます。マンガは子どもの頃には、
 夢やイメージを広げる人生の素敵な指導書ですが、大人に
 なったら卒業して欲しいものです。絵を見ることから文字を
 読むようになってこそ大人の証です
 大人としての教養・思考を高めるためにも文学書・歴史書・
 古典・哲学書などを読んで、人間的魅力を磨いて欲しいもの
 です。
 

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気持ちを察する・・・7/6

2008年7月6日(日)・・・No.1141

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(025) ~

     察する力

【三つ心、六つ躾、九つ言葉、文十二、理十五で末決まる】
【九つ言葉】・・・九歳までに大人言葉を使い、大人の会話
         ができるようになる。
5.「大人会話③」・・・相手が話していることの「意味」と「意図」
             を理解して会話する。
 会話をしていて、こちらの気持ちや思いを受け取り察してくれ
 る人は誰でも好きになります。素晴らしい能力の持ち主です。
 この能力は相手の立場になることのできる能力でもあります。
 相手の立場になるには、相手の話をよく「聴く」ことですが、こ
 の「聴く」という漢字は、「耳」で言葉を聞き、「目」で表情・態度
 の情報を収集し、「心」で相手の気持ちを察するの意味があり
 ます。
 そして、相手の言葉の意味や意図を察して返事や会話を返し
 てくれるとうれしいものです。このようなことをされると「大人」
 を感じる瞬間です。人の気持ちや思いを察する能力は人間性
 の強化と日々の訓練によって実現します。子どもから大人に
 なるには日々の精進が不可欠です。
【察する力は大人の証!」

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聞き上手は大人・・・7/1

2008年7月1日(火)・・・No.1136

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(024) ~

     聞き上手

【三つ心、六つ躾、九つ言葉、文十二、理十五で末決まる】
【九つ言葉】・・・九歳までに大人言葉を使い、大人の会話
         ができるようになる。
5.「大人会話②」・・・人の話をしっかりと聞ける。
             聞き上手である(しゃべりすぎない)
 世の中には「おしゃべりが好きな方」は多いけれども、「聞
 き上手な方」は案外少ないものです。人の話をよく聞いて
 くれる人の周りには人が自然に集まります。このように「聞
 き上手」のほうが良いとわかっているのに、ついついおしゃ
 べりになってしまいます。
 子どもは学校や外であったことを、よく母親に「ねぇねぇ聞
 いて・・・」と話しかけて、それに母親が耳を傾けて「そう、楽
 しいね、それからどうなったの?」などと会話している姿は
 微笑ましいものです。聞き上手は、心にゆとりがあるという
 大人の証だとも言えそうです。
 人の話をしっかり聞くことができる技量は社会で重要な要素
 でもあります。
【聞き上手=聴き上手+訊き上手】

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会話上手になろう・・・6/25

2008年6月25日(水)・・・No.1130

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(023) ~

     会話上手

【三つ心、六つ躾、九つ言葉、文十二、理十五で末決まる】
【九つ言葉】・・・九歳までに大人言葉を使い、大人の会話
         ができるようになる。
3.「大人会話①」・・・自己紹介をしっかりできる。世間話が
             自然にできる。しゃべりすぎない
 正しい大人言葉でしっかりと会話ができれば幼時から卒業
 です。
 その第一歩が自分のことを紹介することができるようにな
 ることです。自己紹介する場面は人間社会で数多くありま
 すので、自分の歴史・特徴などをメモして整理しておくこと
 も大切です。
 次に、会話(世間話)を自然にできることも大切なことです。
 友達などの同年齢だけでなく、大人との会話ができれば大
 人の仲間入りです。
 自己紹介、会話に共通することに「しゃべりすぎない」ことが
 あります。時間や相手のことを考えて話すことが肝要です。
【大人の会話で幼児から卒業!】 

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品のある言葉づかい・・・6/20

2008年6月20日(金)・・・No.1125

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(022) ~

     言葉づかい

【三つ心、六つ躾、九つ言葉、文十二、理十五で末決まる】
【九つ言葉】・・・九歳までに大人言葉を使い、大人の会話
         ができるようになる。
3.「大人言葉③」・・・丁寧語を基本に、謙譲語・尊敬語を
             使い分ける。
 高校生でプロゴルファーになった石川選手のテレビ等での
 インタビュー場面を見ていると感心させられます。丁寧語
 をベースに謙譲語・尊敬語を見事に使い分けています。
 一方で、乱暴な言葉や乱れた言葉を使う大人も多くなっ
 います。何か乱暴な言葉の方が現代風だと勘違いしている
 未熟な大人たちです。
 基礎・基本のしっかりした言葉遣いは、その人の知性と
 性が高いと評価されます。丁寧語・謙譲語・尊敬語をしっか
 りと理解して使いこなす大人でありたいものです。
【品性漂う言葉づかい!】 

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挨拶で扉を開く・・・6/14

2008年6月14日(土)・・・No.1119

【ひとりごと】  ~ 躾(しつけ)模様(021) ~

     あいさつ

【三つ心、六つ躾、九つ言葉、文十二、理十五で末決まる】
【九つ言葉】・・・九歳までに大人言葉を使い、大人の会話
         ができるようになる。
2.「大人言葉②」・・・しっかりと挨拶しお世辞が言える。
 大人の第一条件はしっかりと「挨拶」ができるかです。
 その挨拶も「おはようございます、こんにちは、」のような
 「一の句」挨拶はもちろんのこと、「二の句」挨拶ができる
 かどうかです。「二の句」挨拶とは、季節・旬の挨拶のこと
  です。「今日は良い御天気になりましたね・・・」のような雰
  囲気を良くする挨拶です。
 そして、「三の句」挨拶が出来れば立派な大人です。「三の
 句」挨拶とはお世辞が言えるかということです。お世辞とは
 決して相手にへつらったりゴマをすることではなく、相手の